インデックスイベント2023年7月末

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外        (US休場のため記載なし)
●日本株ADR      (US休場のため記載なし)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄           (Bloombergから抜粋)
●本日の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種休場
ナスダック 総合指数
フィラデルフィア 半導体株指数
S&P 500
ヨーロッパFTSE100指数8317.59-21.64-0.26
ドイツ DAX指数18774.7181.340.44
ユーロ・ストックス50指数5059.2023.790.47
CAC40指数8132.4937.520.46
スペイン IBEX35指数11325.5079.500.71
スイス SMI指数11960.5728.870.24
イタリア FTSE MIB指数34761.97271.260.79
ポルトガル PSI全株指数4768.4742.710.90
アイルランド ISEQ全株指数10024.75-47.09-0.47
アムステルダム AEX指数916.040.830.09
ベルギー BEL20指数3984.8714.950.38
OMX コペンハーゲン20指数2760.95-6.27-0.23
OMXヘルシンキ全株指数10363.4143.910.43
ノルウェー OBX株価指数1343.989.890.74
OMX ストックホルム30指数2630.305.800.22
アジア香港 ハンセン指数18827.35218.411.17
中国 上海総合指数3124.0435.171.14
加権指数21803.77238.431.11
韓国総合株価指数2722.9935.391.32
コスダック指数847.998.581.02
ST指数3318.451.890.06
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)78.550.831.07
ICE WTI Crude Oil Futures Co78.721.001.29
ICEブレント原油先物83.100.981.19
NY改ガソリン先物251.423.001.21
ICE 軽油先物749.0010.001.35
NY天ガス (ヘンリーハブ)2.51-0.01-0.36
ICE Natural Gas Future81.90-3.43-4.02
Dalian Commodity Exchange Ir908.507.000.78
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C119.850.550.46
貴金属Gold Spot   $/Oz2350.9717.140.73
Silver Spot  $/Oz31.631.374.52
CMX482.957.601.60
プラチナ 先物(NYMEX)1064.8026.202.52

本日の新聞見出し

▼NIKKEI Prime▼

・エプソン、新事業に若手の力 異質なアイデア吸い上げ CTOに聞く

・伊藤忠やKDDI、共同物流をデジタルで支援 労働力補う

・ホンダと電池材 旭化成社長「生産性2倍、中韓勢引き離す」

▼日本証券新聞▼

・静岡県知事選、リニア推進候補当選

・大阪チタ 急反発 説明会で市況回復と成長戦略評価

・アスタリスクS高 新製品、続々発表

▼日刊工業新聞▼

・アイシン、資本関係解消 エクセディ株売却

・中部電、三浦工業連携 アンモニア混焼ボイラ開発

・ペロブスカイト太陽電池 港湾で耐久性検証 積水化と都

▼化学工業日報▼

・日産化学 特殊ペプチド事業化 DDS、抗体精製に進出

・セントラル硝子 スペシャリティ製品に力 半導体関連・電解液など

・次世代半導体向けテープ リンテック、開発に力注ぐ UV硬化型 熱プロセスに対応 MP-BSF 6面をすべて保護

・扶桑化学、次世代品開発に力 ライフサイエンス事業 FFA売上高3倍へ

本日の相場

本日の日本株相場は底堅い展開を想定する。米国市場はメモリアルデーで休場のため、材料難でのスタートとなる。週末にかけて米国ではインフレ関連の経済指標の発表を控えていることもあり、ザラバ中は様子見ムードが強まる場面も想定される。ただし、日経平均株価は短期の25日移動平均線が上昇に転じており、テクニカル的なモメンタムは良好。決算シーズン通過後の自社株買いも下値を支える材料として期待される。また、アイシン(下記参照)のように、企業統治改革の進展を示すニュースが増えていることも日本株全体の評価に繋がると考えられる。

〇変革を評価する流れは続く公算が大きい

日本株市場では、事業再編やガバナンス改革を積極的に進める「再起組」への評価が続く公算が大きいとみる。昨日は自動車部品大手のアイシン(7259)が、①持分法適用会社であるエクセディ株式を全売却(約464億円)、②国内シャワートイレ事業の会社分割・LIXILへの継承、を発表した。アイシンは兼ねてより、開発資源を次世代に大きくシフトさせる方針や、保有株の意義を精査する方針を示しているが、一連の発表はこうした計画を着実に進めるものと捉えることができよう。トヨタグループ系企業を筆頭に、資本効率改善への評価は引き続き投資テーマになるとみている。

〇株価への意識と業績への自信~ダブル還元銘柄に注目

物色では、本決算で自社株買い計画と増配を両方発表した「ダブル還元銘柄」に注目したい。株価水準が低くない中で、TOPIX採用企業の5月の自社株買い発表額は5.7兆円(過去5年平均は2.3兆円)と急増している。自社株買いは従来、「自社の株価は割安であること」を市場にシグナルするものとされてきた。しかし、PBR改革を経て、現在では「株価を意識した

経営をしている」ことをシグナルするものに変わっている可能性があり、資本効率改善への意識が高い企業として注目できよう。また、同じ株主還元でも増配はよりハードルが高い。企業経営者は出来るだけ減配を回避したいためである。3月期決算企業の期初会社計画は弱めとなったが、そうした環境下での増配発表は、業績への自信を示すものと捉えることも出来よう。自社株買い計画、増配を発表した企業で株価は高値をとっていない、丸井G(8252)、村田製作所(6981)、りそなHD(8308)などに投資妙味があるとみる。

材料銘柄

・トヨタ (7203): グラスルイスが豊田会長の取締役選任議案に反対推奨-日経

・第一三共 (4568):がん治療薬候補がサブグループ解析で臨床的優位な改善

・MS&AD (8725): 成長投資に2.1兆円、政策株売却額の6割-海外拡大やDX

・アイシン (7259): 保有するエクセディ株の一部を売り出しへ

・エクセディ (7278):150億円上限に自己株取得へ

・半導体製造装置株:日本製の4月の販売高は前年比+15.7%-SEAJ

・東北電 (9506): 「買い」に格上げ、目標株価は1700円-みずほ証券

・大和証G (8601): 発行体格付けをA+に格上げ-R&I

M&Aバンカー増強継続、今期30人採用も-欧米回復に備え

・東応化 (4186): 「アウトパフォーム」に格上げ-岩井コスモ証券

・ゼンショー (7550): 「買い」に格上げ-いちよし経済研究所

・OBC (4733):「中立」に格下げ、目標株価は7700円-岡三証券

・大崎電 (6644):「買い」に格上げ-いちよし経済研究所

・ニッパツ (5991): シルチェスターの持ち分が8.2%に低下-変更報告

・グローリー (6457): 「中立」に格下げ-東海東京

・ダイドーG (2590): 連 1Q 営利 赤字拡大 -6.11億円

・コーア商事 (9273): 公募増資で最大20億円調達へ、6月5日にも価格決定

・エスペック (6859): 「中立」に格下げ-いちよし経済研究所

・NSD (9759):「中立」に格下げ-いちよし経済研究所

・アズビル (6845): 「アウトパフォーム」に格上げ-SMBC日興

・王将フード (9936): 「中立」に格下げ、目標株価は9100円-大和証券

・大豊建設 (1822): 南青山不動産などの株持ち分が14.7%に上昇-変更報告

・三井松島H (1518): シティインデックスイレブンスなどの株持ち分が低下

本日の予定

【国内】

・閣議

・4月の企業向けサービス価格指数(日銀、8:50)

・4月の白物家電出荷額(JEMA、10:00)

・10年物クライメート・トランジション利付国債の入札(財務省、10:30)

・基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日銀、14:00)

・三菱重が事業計画説明会(15:30)

・セブン&アイの株主総会

・東証グロース上場=学びエイド

【海外】

・3月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)

・5月の米消費者信頼感指数(23:00)

・クック米連邦準備理事会(FRB)理事がサンフランシスコ連銀主催のイベントで討議に参加(29日2:05)

(注)時間は日本時間

本日の決算発表予定

時刻コード略称
4069BlueMeme

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。