先月末までで市場区分見直しのイベントは終了し、今月末のインデックス・イベントは昨年10-12月期決算銘柄に関連するフローとなる。月末調整公表銘柄は89銘柄・6億円程度と軽微なものの、決算絡みのフローは片側3,000億強と先月末までと遜色の無い形になる模様です。
7月5日以降、11日間のマーケットにおける当該ポートの動きとしては、7:4で順方向に動く日が多いものの、20日にはそれまで5営業日連続の順方向での動きから一転、逆方向に振れていた。当該フロー動向だと、基準日手前での利益確定の動きにも見える。21日もメルカリの弱含みを皮切りに前場中から逆方向へと、2営業日連続でネガティブに推移した。
残り4営業日となったが、再度順方向に推移するのか、このままスプレッドが潰れたままの推移になるのかにも注目が集まりそうだ。
・月末調整公表、TOPIXパッシブ需要総額で89銘柄・総額6億円(ストックオプション行使)影響軽微。 ・パッシブ運用規模58.5兆円(指数時価総額390兆円・パッシブ比率15%)ターンオーバー片側56bp・3,270億円 ・ポートの特性上、買い方向に差分のTOPIX買いが入る為、買いはTOPIXに近いポートとなる。 ・買いポートで大型寄り&メルカリ、売りポートはミッド比率が高い ・売り方向上位:中外、キャノン、ユニチャ|買い方向上位:メルカリ、トヨタ、ソニー |
主な銘柄群: