インデックスイベント2023年7月末

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(6日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄 
●今週の予定
●本日の決算発表予定

<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>

米国市場動向:主要3指数は続落。週間ベースではNYダウが-3.0%、S&P500が-2.0%、ナスダックが-1.2%だった。イランによる原油タンカーや製油所に対する攻撃を受け、原油価格が騰勢を強める中、米国株は下落して取引を開始した。2月の雇用統計では、雇用者数が予想に反して減少となったことから 景気減速懸念が高まり、朝方から景気敏感株が軟調。中でも、「主力プライベートクレジットファンドからの引き出しを制限」と伝わったブラックロック(-7.7%)など金融セクターが安かった。 その後は、「2027年度の売上成長が四半期ごとに加速する」との予想を示したマーベル・テクノロジー(+18.4%)が急騰するなか、ナスダック中心に買い戻される場面も。もっとも、WTI原油価格が90ドルを超える中、リスクオフの動きが強まり、米国株は再び軟調な動きに。引けにかけては、「オラクル(-1.2%)とOpenAIがテキサス州のデータセンター拡張計画を取りやめ」と伝わるとエヌビディア(-3.0%)など半導体株が売りに押され、最終的に主要3指数は下落して取引を終えた。

経済指標動向

■2月非農業部門雇用者数、市場予想を下回る

労働省が発表した2月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比-9.2万人となり、市場予想(同+5.5万人)を下回った。また、過去2ヵ月分の雇用者数の修正幅は合計-6.9万人となった。

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種47501.55-453.19-0.94
ナスダック 総合指数22387.68-361.31-1.59
フィラデルフィア 半導体株指数7514.74-307.03-3.93
S&P 5006740.02-90.69-1.33
ヨーロッパFTSE100指数10284.75-129.19-1.24
ドイツ DAX指数23591.03-224.72-0.94
ユーロ・ストックス50指数5719.90-62.99-1.09
CAC40指数7993.49-52.31-0.65
スペイン IBEX35指数17074.40-170.80-0.99
スイス SMI指数13095.55-202.75-1.52
イタリア FTSE MIB指数44152.26-456.29-1.02
ポルトガル PSI全株指数5797.20-4.75-0.08
アイルランド ISEQ全株指数12492.3119.900.16
アムステルダム AEX指数980.34-15.18-1.52
ベルギー BEL20指数5194.95-65.23-1.24
OMX コペンハーゲン20指数1417.98-17.73-1.23
OMXヘルシンキ全株指数12732.36-71.05-0.55
ノルウェー OBX株価指数1841.853.660.20
OMX ストックホルム30指数3038.55-38.66-1.26
アジア香港 ハンセン指数25757.29435.951.72
中国 上海総合指数4124.1915.630.38
加権指数33599.54-73.40-0.22
韓国総合株価指数5584.870.970.02
コスダック指数1154.6738.263.43
ST指数4848.251.690.03
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)90.909.8912.21
ICE WTI Crude Oil Futures Co90.909.8912.21
ICEブレント原油先物92.697.288.52
NY改ガソリン先物274.667.572.83
ICE 軽油先物1158.2549.004.42
NY天ガス (ヘンリーハブ)3.190.186.09
ICE Natural Gas Future137.425.924.50
Dalian Commodity Exchange Ir778.0011.001.43
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C102.150.560.55
貴金属Gold Spot   $/Oz5171.7489.441.76
Silver Spot  $/Oz84.542.302.79
CMX580.700.250.04
プラチナ 先物(NYMEX)2141.7012.400.58

<日本株ADR>

全体的に軟調に推移

◇上昇銘柄◇

9501(東電HD) 福島第一原発事故で避難者の一部65人と和解(原告76人)

5334(日本特殊陶) JPモルガンが「Overweight」に格上げ、目標株価は9100円(前回:6510円)

◇下落銘柄◇

9684(スクエニHD) NAND型フラッシュメモリー価格高騰でソフトの高容量化懸念、6月にスクエニがスイッチ2向けに出す予定の「ファイナルファンタジーVIIリバース」は単体で102GBの容量が必要。実にスイッチ2内蔵容量256GBの4割程度。

9984(ソフトバンク) OPEN AI投資資金として最大400億ドルの融資を検討(Bloomberg)

上位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
9501東電力HD716.10642.773.4011.42
6178日本郵政2083.491884199.4910.59
5334日本特殊陶業8166.417508658.418.77
2267ヤクルト2709.492579130.495.06
5020ENEOS1457.50139760.504.33
7211三菱自動車工業395.20380.914.303.75
7731ニコン2034.491970.563.993.25
8795T&DHD4062.663947115.662.93
3092ZOZO1198.251164.533.752.90
7182ゆうちょ銀行2891.282822.568.782.44
4506住友ファーマ1966.521920.546.022.40
6963ローム3316.52324373.522.27
4188三菱ケミカルグループ1057.561037.520.061.93
2269明治HD3928.29386068.291.77
1605INPEX4155.92409164.921.59
      
      
下位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
9684スクウェア・エニックスHD2184.672566.5-381.83-14.88
8830住友不動産4676.265083-406.74-8.00
6753シャープ566.43613.3-46.87-7.64
6976太陽誘電4005.354325-319.65-7.39
9984ソフトバンクグループ3680.103926-245.90-6.26
6857アドバンテス24247.8925710-1462.11-5.69
6723ルネサス2488.182610.5-122.32-4.69
6146ディスコ70219.1473510-3290.86-4.48
6370栗田工業7778.338140-361.67-4.44
8035東エレク40070.1241790-1719.88-4.12
5803フジクラ24112.7325100-987.27-3.93
285AキオクシアHD19190.9119975-784.09-3.93
6506安川電4552.704733-180.30-3.81
6920レーザーテック32050.7233310-1259.28-3.78
6981村田製3642.163783-140.84-3.72

<自社株買い進捗状況(6日)>

3月6日発表分 
進捗発表企業数:12
金額枠:52,192,500,000
進捗金額:17,378,061,183
充足率:33.30%
株数枠:31,536,000
進捗株数;6,603,800
充足率:20.94%
3月発表分(累計)
累計企業数:148
累計金額枠:1,757,291,277,064
累計消化金額:518,117,399,478
累計充足率:29.48%
累計株数枠:724,779,900
累計進捗株数;129,781,598
充足率:17.91%

<本日の新聞見出し>

▼日本証券新聞▼

・「日経平均入れ替え」発表の狙い目は? 除外・カシオを時間分散で下値買い

・iPS再生医療、いよいよ実用化 クオリプス、住友ファ

・ライフドリンクC 自販機事業に参入 「Max販売の進化」に直結

・日本の広告費4年連続過去最高 ネットは初の4兆円超え

▼NIKKEI Prime▼

・ルネサス、AI重視のTSMC依存減らす 米GFへ委託拡大

・BYD、9分で満充電の新型EV電池 11車種に搭載

・ペロブスカイト離陸 積水化学先行、アイシンも販売へ

▼日刊工業新聞▼

・オキサイド、量子向け参入 レーザー光源 変換効率50倍

・iPS細胞製品 年内にも移植 住友ファーマ・クオリプス

・デンソー、半導体調達網拡充 ロームに買収提案

▼化学工業日報▼

・ダイセル 工場排出CO₂を還元・再利用 網干にナノダイヤ電極 パイロット設備27年度にも導入

・高透明PP 化粧品容器に初採用 日本ポリプロ PET・PS代替へ

・量子コンの仏クオブリー 日本でパートナー探索 化学メーカーなど 顧客課題解決に自信

▼日経MJ▼

・服サブスク、1ヵ月で5割が有料会員 大丸松坂屋の期間限定実店舗

・販売前にレンタル、口コミ収集 レンティオと連携、販促に活用

・ゲーム投稿サービス「ドリームコア」 文章入力、AIが数分で制作

・U-NEXT・韓国エンタメ大手と合弁

<今週の相場>

先週末の米国株市場は、主要3指数が揃っての下落となった。2月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比9万2,000人減となり、市場予想の5万5,000人増を下回ったほか、失業率も前月の4.3%から4.4%に上昇した。他方、WTI原油先物は1バレル90.9ドルに上昇し、スタグフレーション懸念が強まった。また、ブラックロックがプライベートクレジットファンドの1つで資金の引き出しを制限したことなどによって、金融株が売られたほか、オラクルとオープンAIがテキサス州にある主力のAI向けデータセンターの拡張計画を取りやめたことで、半導体株も売られた。こうした米国株市場の動きや中東情勢の更なる悪化への警戒感などから、本日の日本株は朝方から大幅安でのスタートとなろう。今週の日本株相場は、中東情勢を睨みながらの神経質な推移を見込む。中東情勢の悪化により、先週には日経平均ボラティリティー・インデックスが、一時、昨年4月のトランプ関税ショック以来の水準にまで上昇した。また、今週末にはメジャーSQの算出も予定されている。先物主導で想定以上に振れ幅が大きくなる可能性があり、注意が必要となりそうだ。過去の経験則では、地政学リスクが株式相場に与える影響は一時的であり、今回も同様の展開を想定している。もっとも、日本は原油輸入の大部分を中東に依存しており、ホルムズ海峡の封鎖が長期化する場合には、スタグフレーションへの懸念が強まろう。イランでは、ハメネイ師の後継者として反米保守強硬派のモジタバ師が選出されたとされる。また、トランプ大統領は、これまで攻撃対象としていなかったイラン国内の地域や集団についても攻撃を検討すると表明しており、戦争終息に向けた道筋は見えていない。ただ、11月には米国で中間選挙を控えていることから、トランプ大統領も実際には戦争の長期化を望んでいないとみており、戦争が早期に終結に向かうかがポイントになると考える。

〇好業績銘柄などは仕込みの好機となろう

物色は、通信や医薬品、食料品などのディフェンシブ株が注目されよう。また、ホルムズ海峡封鎖長期化へのリスクヘッジとして、エネルギー株の保有も有効となりそうだ。加えて、日本経済のインフレ転換や日本企業のガバナンス改革、高市政権による成長投資の強化など、日本株の長期的な上昇要因には変化はないとみており、好業績銘柄や高クオリティ銘柄は中長期的な観点から仕込みの好機となるだろう。

<材料銘柄>

  • ソフトバンクG (9984): オラクルとOpenAI、テキサス州データセンターの拡張計画取りやめ
  • 三菱電 (6503):「中立」に格上げ、目標株価は6000円-UBS
  • 任天堂 (7974): 米政府に納税額の返還求め提訴-最高裁の違法判決受け
  • 豊田織機 (6201): TOB、3メガ銀行から3兆6425億円の融資証明書-成立へ前進
  • 村田製作所 (6981):第三者による不正アクセスで情報が読み出された可能性
  • SMC (6273): 「買い」に格上げ、目標株価は8万円-岡三証券
  • 協和キリン (4151): 「アンダーウエート」に格下げ-モルガン・スタンレー
  • 川崎汽船 (9107):日本格付研が格付けを「A」に、従来「A-」
  • 特殊陶 (5334):「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
  • スカパJHD (9412):「売り」に格下げ、目標株価は1800円-フィリップ証券
  • 森永菓 (2201): 米モチアイス製造会社を買収へ-1億3500万ドルで
  • 松竹 (9601): 東京・東銀座に新劇場開業へ、約1000億円投資-日経
  • JDI (6740): 対米投融資、政府がJDIに最先端ディスプレー工場の運営打診-日経
  • ソフト99 (4464): 追加TOBでエフィッシモが過半獲得-日経
  • CEC (9692):  通期 連 業績予想修正
  • TIS (3626): いちごアセットなどの株持ち分が11.2%に上昇-変更報告
  • 大和冷機工業 (6459): ゼナーAMが株を5.1%保有-大量報告
  • 日駐車開発 (2353): 連 中間 営利 +6.34% 44億3000万円
  • Sサービス (3733): 連 1Q 営利 -16.1% 15億2000万円
  • アイル (3854): 連 中間 営利 +25.3% 28億3000万円

<今週の予定>

◇9日(月)

・1月の毎月勤労統計(厚労省、8:30)

・1月の国際収支(財務省、8:50)

・2月の対外・対内証券売買契約(財務省、8:50)

・2月の貸出・預金動向(日銀、8:50)

・6カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)

・QUICK月次調査<株式>(11:00) 

・1月の景気動向指数速報値(内閣府、14:00)

・2月の景気ウオッチャー調査(内閣府、15:00)

・2月の中国消費者物価指数(CPI、10:30 )

・2月の中国卸売物価指数(PPI、10:30 )

◇10日(火)

・閣議

・1月の家計調査(総務省、8:30)

・10~12月期国内総生産(GDP)改定値(内閣府、8:50)

・2月のマネーストック(日銀、8:50)

・2月の工作機械受注額(速報値、日本工作機械工業会、15時以降)

・1~9月期決算=アサヒ

・1~2月の中国貿易統計

・2月の米中古住宅販売件数(23:00)

・米3年物国債入札

◇11日(水)

・2月の企業物価指数(日銀、8:50)

・5年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・5~1月期決算=エニーカラー

・2月の米CPI(21:30)

・ボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長が討議に参加(21:30)

・2月の米財政収支(12日3:00)

・米10年物国債入札

◇12日(木)

・対外・対内証券売買契約(週間、財務省、8:50)

・1~3月期法人企業景気予測調査(財務省、8:50)

・2月のオフィス空室率(三鬼商事、11:00)

・2月の投信概況(投資信託協会、15:00)

・1月期決算=GENDA

・11~1月期決算=タイミー

・中国で全国人民代表大会(全人代)が閉幕

・トルコ中銀が政策金利を発表

・週間の米新規失業保険申請件数(21:30)

・1月の米貿易収支(21:30)

・1月の米住宅着工件数(21:30)

・米30年物国債入札

・ボウマンFRB副議長が講演(13日0:00)

 

◇13日(金)

・閣議

・3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)

・10年物クライメート・トランジション国債の入札(財務省、10:30)

・株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)算出

・11~1月期決算=神戸物産

・1月のユーロ圏鉱工業生産

・10~12月期の米実質GDP(改定値、21:30)

・1月の米個人所得・個人消費支出(PCE、21:30)

・1月の米耐久財受注額(21:30)

・1月の米雇用動態調査(JOLTS、23:00)

・3月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ、速報値、23:00)

(注)時間は日本時間

<本日の決算発表予定>

時刻コード略称 時刻コード略称 時刻コード略称
2301学 情 7804B&P 7856萩原工業
4238ミライアル        

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。

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