インデックスイベント2023年7月末

サマリー
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR(US休場につき、配信なし)
●自社株買い進捗状況(1日発表分)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定

<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>

米国市場動向:US休場

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種休場
ナスダック 総合指数
フィラデルフィア 半導体株指数
S&P 500
ヨーロッパFTSE100指数9196.349.000.10
ドイツ DAX指数24037.33135.120.57
ユーロ・ストックス50指数5367.0815.350.29
CAC40指数7707.904.000.05
スペイン IBEX35指数14939.403.600.02
スイス SMI指数12176.52-11.06-0.09
イタリア FTSE MIB指数42409.71213.510.51
ポルトガル PSI全株指数5128.8135.530.70
アイルランド ISEQ全株指数11323.8442.550.38
アムステルダム AEX指数896.26-0.36-0.04
ベルギー BEL20指数4799.801.250.03
OMX コペンハーゲン20指数1589.5517.801.13
OMXヘルシンキ全株指数10875.6672.440.67
ノルウェー OBX株価指数1572.102.190.14
OMX ストックホルム30指数2630.384.680.18
アジア香港 ハンセン指数25617.42539.802.15
中国 上海総合指数3875.5317.600.46
加権指数24071.73-161.37-0.67
韓国総合株価指数3142.93-43.08-1.35
コスダック指数785.00-11.91-1.49
ST指数4276.076.370.15
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)64.560.550.86
ICE WTI Crude Oil Futures Co64.690.681.06
ICEブレント原油先物68.150.670.99
NY改ガソリン先物199.112.221.13
ICE 軽油先物685.009.751.44
NY天ガス (ヘンリーハブ)2.97-0.02-0.77
ICE Natural Gas Future78.560.730.94
Dalian Commodity Exchange Ir771.000.000.00
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C102.250.600.59
貴金属Gold Spot   $/Oz3478.732.660.08
Silver Spot  $/Oz40.720.020.06
CMX457.25-1.80-0.39
プラチナ 先物(NYMEX)1429.5059.004.30

<日本株ADR>

US休場にて情報配信なし

<自社株買い進捗状況>

9月1日発表分 
進捗発表企業数:81
金額枠:778,383,455,000
進捗金額:177,780,047,137
充足率:22.84%
株数枠:343,097,909
進捗株数;68,299,052
充足率:19.91%

<本日の新聞見出し>

▼NIKKEI Prime▼

・日産、GT-R生産終了 次期R36は全固体電池のPHVか

・車アルミ圧延品、7月出荷は5.7%減 6カ月連続マイナス

・サイバー攻撃、目立つ「AI悪用」 製造業が4年連続1位

▼日本証券新聞▼

・ゆうちょ銀行 預金をデジタル資産に置き換え デジタル決済、社会実装へ

・着て疲労回復「リカバリーウェア」 ワークマン、業界1位へ挑む

・ふるさと納税を株主優待ポイントで ウィルズが新サービス

・ディープシークショックの再来を警戒 AI関連が急落

▼日刊工業新聞▼

・インドで半導体装置保守 KOKUSAIが新拠点

・ニコン、27年度2倍 ウエハー計測装置拡販 3D化に対応

・日本郵船、技術系倍増100人 次世代燃料船など開発 来年度に前倒し

▼化学工業日報▼

・水処理膜 韓国で2割増強 東レ 半導体・浄水器向け

・沢井製薬 〝すかし〟で偽装薬と区別 自社錠剤への実用化検討

・日産化学 韓国に品質分析棟 来春稼働へ 先端半導体評価向け

<本日の相場>

本日の日本株は様子見ムードの強い相場展開となろう。昨晩の米国市場はレイバーデーのため休場。夜間の日経先物は42,400円で返ってきており、朝方は小幅高でスタートしそうだ。昨日は半導体への懸念から関連銘柄が売りに押されたが、日経平均が42,000円を下回った場面では押し目買いが入っており、サポートラインである25日MAが今後も相場の下支えとなろう。物色面では電鉄株や建設株、食品株などの内需株が選好されており、内需株優位の展開が続きそうだ。

〇中国勢のAI加速、日本株にも警戒色

先週末、アリババによる新たなAI半導体の開発や、ファーウェイによるAI向けチップの生産量拡大が伝わった。米政権が対中半導体輸出規制を強化するなか、中国は国内開発を強化しているとみられる。米中間でAI半導体の開発競争が激化すれば、米半導体需要が減少するとの懸念が高まろう。日本株でも、昨日はAIやデータセンター関連銘柄への売りが目立った。なかでも、中国売上比率が約4割を占めるトリケミカルは、週末の中間決算発表時に通期会社計画の下方修正を発表しており、嫌気される動きが強かった。同様に中国売上高比率の高い、コクサイエレ(中国売上比率:5割弱)や東京エレク(同約4割)の動向は目先注意したい。

〇電鉄株の海外進出に注目

物色面では、鉄道会社の変化に目を向けたい。鉄道会社は、これまで運賃や沿線の商業施設等に依存する収益体制が目立っていた。ただ、コロナ禍では鉄道を軸とした沿線の事業に頼る収益構造の脆弱さが露呈したほか、今後さらに加速するであろう日本の人口減少も事業の向かい風となる。そのようななか、海外へ目を向けて事業の拡大を進める企業も多く、注目したい。例えば、近鉄GHD(9041)は、航空機や船舶を用いた輸送サービスに注力し、営業収益の約4割を流通事業が占める(26/3期1Q現在)。沿線人口減少の影響を受けにくいビジネスを成長の柱に据えている。阪急阪神HD(9042)は、今年1月にカナダで新たにマンション分譲事業に参画したほか、長期経営計画では、ASEANを中心に事業展開を進めるとしている。京阪HD(9045)も海外展開を進め、NYやタイ、インドネシアにコンドミニアムなどを手掛けている。また、直近では、JR東日本(9020)が開発中の新型車両がインドに導入されると伝わった。鉄道車両製造大手の日車輌(7102)とともに注目が続きそうだ。

<材料銘柄>

  • ソフトバンクG (9984): ソフバンクG出資のレボリュート、評価額11兆円で従業員保有株売却へ
  • NRI (4307): 「売り」格付け再開、目標株価は5490円-シティ
  • エムスリー (2413):「アウトパフォーム」に格上げ-大和証券
  • SCSK (9719):「買い」格付け再開、目標株価は5540円-シティ
  • ベイカレント (6532):「買い」に新規格付け、目標株価は1万200円-シティ
  • 特殊陶 (5334): デンソー(6902)がセラミック製品の一部事業を譲渡へ
  • ツルハHD (3391): 「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
  • サンドラッグ (9989): 「中立」に格下げ、目標株価は4700円-JPモルガン
  • ライフドリ(2585): サンライズキャピタル系が株を売り出しへ
  • ニコン (7731):「ホールド」に格下げ、目標株価は1700円-ジェフリーズ
  • IIJ (3774):「中立」格付け再開、目標株価は3080円-シティ
  • 三越伊勢丹 (3099):8月百貨店売上高+0.7%
  • Jフロント (3086):8月百貨店売上高+6.9%
  • 高島屋 (8233):8月既存店売上高+6.6%
  • SHIFT (3697):「買い」に新規格付け、目標株価は2000円-シティ
  • 伊藤園 (2593): 連 1Q 営利 +17.3% 83億6000万円
  • セ硝子 (4044):「中立」に格下げ-東海東京
  • 松屋 (8237) :8月銀座店、浅草店合計売上高+8%

<本日の予定>

【国内】

・閣議

・8月のマネタリーベース(日銀、8:50)

・氷見野日銀副総裁が道東地域金融経済懇談会で挨拶(10:30)

・10年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・氷見野日銀副総裁が道東地域金融経済懇談会後に記者会見(14:00)

・8月の財政資金対民間収支(財務省、15:00)

・8月の国内ユニクロ既存店売上高(15:30以降)

【海外】

・中ロ首脳会談(北京)

・ベトナム市場が休場

・8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP、速報値)

・8月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数(23:00)

・7月の米建設支出(23:00)

(注)時間は日本時間

<本日の決算発表予定>

時刻コード略称 時刻コード略称 時刻コード略称
4750ダイサン 6654不二電機 8057内田洋

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。

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