インデックスイベント2023年7月末

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR(US休場のため掲載なし)
●自社株買い進捗状況(19日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定

<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>

米国休場からか、アジア他市場およびEUは軟調に推移した模様。コモディティにおいては金は

堅調なものの、銀、銅およびプラチナは下落。ビットコインにおいてはオプション市場において

プット・コールレシオは24時間で2.17に急上昇し、10万ドルへの下落リスクが高まっている様相。

株式も仮想通貨も、中東情勢の緩和が上昇する可能性を秘めている格好と言って良いだろう。

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種休場
ナスダック 総合指数
フィラデルフィア 半導体株指数
S&P 500
ヨーロッパFTSE100指数8791.80-51.67-0.58
ドイツ DAX指数23057.38-260.43-1.12
ユーロ・ストックス50指数5197.03-69.88-1.33
CAC40指数7553.45-102.67-1.34
スペイン IBEX35指数13744.90-178.30-1.28
スイス SMI指数11871.52-87.95-0.74
イタリア FTSE MIB指数38942.19-476.42-1.21
ポルトガル PSI全株指数4827.417.840.16
アイルランド ISEQ全株指数11172.87-223.26-1.96
アムステルダム AEX指数909.30-7.80-0.85
ベルギー BEL20指数4411.71-14.28-0.32
OMX コペンハーゲン20指数1852.448.260.45
OMXヘルシンキ全株指数10446.639.380.09
ノルウェー OBX株価指数1570.3110.030.64
OMX ストックホルム30指数2447.14-11.45-0.47
アジア香港 ハンセン指数23237.74-472.95-1.99
中国 上海総合指数3362.11-26.70-0.79
加権指数22003.50-353.23-1.58
韓国総合株価指数2977.745.550.19
コスダック指数782.512.780.36
ST指数3894.18-26.63-0.68
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)75.800.660.88
ICE WTI Crude Oil Futures Co75.602.102.86
ICEブレント原油先物78.852.152.80
NY改ガソリン先物232.181.320.57
ICE 軽油先物798.5064.258.75
NY天ガス (ヘンリーハブ)4.080.092.36
ICE Natural Gas Future98.206.927.58
Dalian Commodity Exchange Ir699.503.000.43
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C93.000.320.35
貴金属Gold Spot   $/Oz3370.901.520.05
Silver Spot  $/Oz36.38-0.35-0.96
CMX485.80-4.80-0.98
プラチナ 先物(NYMEX)1308.10-8.30-0.63

<自社株買い進捗状況(19日)>

6月19日発表分 
進捗発表企業数:9
金額枠(:60,487,275,000
進捗金額:3,978,555,300
充足率:6.58%
株数枠:205,231,000
進捗株数;2,403,000
充足率:1.17%
6月発表分
累計企業数:460
累計金額枠:11,352,302,123,700
累計消化金額:4,051,852,410,634
累計充足率:35.69%
累計株数枠:7,248,269,200
累計進捗株数;1,807,757,067
充足率:24.94%
コード銘柄名買付予定株数対発行済み%買付予定金額累計株数買付進捗率(株数)買付可能株数買付進捗率(金額)進捗金額進捗報告日開始日終了(予定)日残存日数直近報告株数直近買付金額(概算)進捗株数 (先々月時点)引値
4220リケンテクノス2,000,0003.75%2,400,000,0002,000,000100.0%090.6%2,174,425,5002025/6/192025/3/72025/6/19-1245,800273,083,8001,754,2001111
5273三谷セキサン300,0001.43%2,100,000,000189,00063.0%111,00068.2%1,432,620,0002025/6/192025/5/152026/5/14328189,0001,462,860,000未開始7740
6549ディーエムソリューションズ50,0001.76%100,000,00050,000100.0%071.6%71,559,6002025/6/192024/12/202025/6/18-24,0006,120,00046,0001530
7047ポート200,0001.42%300,000,000164,00082.0%36,000100.0%299,950,2002025/6/192025/6/112025/6/18-2164,000329,312,000未開始2008
7047ポート166,0001.18%300,000,00000.0%166,0000.0%02025/6/192025/6/202025/9/3010200未開始2008
7417南陽85,0000.64%99,875,00000.0%85,0000.0%02025/6/192025/6/202025/6/20000未開始1175
7780メニコン2,300,0003.00%2,400,000,00000.0%2,300,0000.0%02025/6/192025/6/202025/12/2018300未開始1008
8142トーホー130,0001.18%387,400,00000.0%130,0000.0%02025/6/192025/6/202025/6/20000未開始2980
8410セブン銀行200,000,00016.96%52,400,000,00000.0%200,000,0000.0%02025/6/192025/6/202025/6/20000未開始262

<本日の新聞見出し>

▼NIKKEI Prime▼

・組み込みマイコン、40nmの壁突破 メモリーが進化左右

・「万引きGメン」はAI 不審行動検知、警告は2度目から

・「黒マツダ」店舗、都市部で150店に拡大 高級感を演出

▼日本証券新聞▼

・IBM、理研が大規模計算に成功 量子コン、実用化へ大きな前進 富士通は「富岳」継続機開発へ

・イントラスト プライム復帰視野に株高指向強める 満を街して上放れてきた好業績株

・フルッタフルッタ、S高 売れるネットGと中国ECに参入

・コロンビア・ワークス 上昇基調 割安ぶりに関心

▼日刊工業新聞▼

・日鉄「強力な供給網構築」USスチール買収完了 巨額投資、競争力向上「世界一復権」目指す

・CMOSイメージセンサー 長崎から先端プロセス ソニーセミコン

・中古車のキズ AI診断 双日、外装スキャナー活用

▼化学工業日報▼

・佳人新材料 ポリエスのケミカルリサイクル 28年には18万㌧体制 欧・東南アも投資検討

・細胞培養関連ポバール クラレ、40年に100億円規模 固定化担体を起点に拡大

・日揮HD CCS 大型エネ設備に照準 LNG併設など有望

▼日経MJ▼

・サントリーBF 自販機6割、キャッシュレス対応 決済アプリ「ジハンピ」、年内5,000万DLへ

・街角景気、5ヵ月ぶり上昇 5月DI44.4 住宅・雇用上向く 飲食は悪化 価格転嫁追いつかず 

・スイッチ2の処理速度に満足 重さ気にするユーザーも

<本日の相場>

本日の日本株相場はもみ合いとなりそうだ。中東情勢緊迫化のなかで迎える週末とあって、積極的に上値を追う動きは限定的とみられる。米国市場は休場で手掛かり材料に乏しく、日経平均は38,000円台半ばでの推移となろう。昨日の日経平均は、前日の高値引けから一転して安値引けと、週前半の強さはみられなかった。もっとも、東証プライムの値上がり銘柄数は657(値下がり890)と全面安の商状ではなく、足元強かった半導体関連に利益確定の売りがかさんだとみられる。一方でゲーム関連が強い動きをみせたほか、サンリオ(8136)が久々に7,000円台を回復し、6月2日以来の売買代金トップと、循環物色は続いている。防衛や半導体などの売買代金上位銘柄の押し目狙いが有効とみているが、主力以外でもパルGHD(2726)やライフドリンク(2585)など内需の中小型株も注目できよう。

〇6月末から7月上旬にかけて季節的な需給要因に注意

需給面では6月最終週から7月第2週にかけては好悪両方イベントがあり、値動きが大きくなる場面もありそうだ。プラス要因としては、6月末にかけて3月期決算企業の期末配当金支払い日が集中しており、個人を中心に再投資や消費への好影響が期待できよう。また、3月や9月に比べて規模は小さいものの、6・12月期決算銘柄の機関投資家による配当再投資も入る見込みだ。一方、マイナス要因では、四半期末で企業が自社株買いを自粛する傾向がある。四半期末の事業法人は、買い越し額急減or売り越しがほとんどだ。そして、7月第2週(8日、10日)にはETFの分配金捻出のための売りが想定されている。市場推計で約1.5兆円程度(現物+先物)の見込みだ。昨年、一昨年のように日経平均は7月上旬に年間高値をつけており、必ずしも相場が下がるわけではないが、今年は7月9日の相互関税(上乗せ分)の停止期限も重なり、警戒ムードが広がる可能性があろう。尚、過去の傾向では、分配金捻出日前後よりも6月末~7月初めに前倒しで相場が調整するケースが多いため、来週は押し目買いスタンスで臨みたい。

<材料銘柄>

  • NEC (6701):R&Iが格付け「A+」に引き上げ、見通しは「安定的」
  • ホシザキ (6465): 「イコール・ウエート」に格下げ-モルガン・スタンレー
  • フジHD (4676): NAVFなどの株持ち分が7.5%に上昇-変更報告
  • MUFG (8306)など銀行: 貸金庫での現金保管を禁止に、全銀協が規定ひな型を改定
  • Jフロント (3086):「中立」に格下げ、目標株価は2000円-ゴールドマン・サックス
  • アマダ (6113):「買い」に格上げ、目標株価は2000円-シティ
  • セブン銀 (8410): 524億円上限に自己株取得へ、セブン&アイ子会社が応募
  • GSユアサ (6674):EV電池工場の着工延期、最大3年間-日経
  • フタバ産業 (7241): 「アウトパフォーム」に格上げ-東海東京
  • 菱ガス化 (4182): 「買い」に格上げ、目標株価は3100円-岡三証券
  • アインHD (9627): 「中立」に格上げ、目標株価は5800円-SMBC日興
  • TSIHD (3608): アセット・バリューの株持ち分が9.6%に上昇-変更報告

<本日の予定>

【国内】

・閣議

・5月の全国消費者物価指数(CPI、総務省、8:30)

・日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月30日~5月1日開催分、8:50)

・3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)

・5月の食品スーパー売上高(日本スーパーマーケット協会など、13:00)

・5月の主要コンビニエンスストア売上高(日本フランチャイズチェーン協会、14:00)

・JPX山道CEOの記者会見(15:30)

・日銀の植田総裁が全国信用金庫大会で挨拶(15:40)

・国債市場特別参加者会合(PD会合、財務省)

・株主総会=ADEKA、ニデック、大和証券G、日本取引所(JPX)、ゴールドクレ

・東証スタンダード上場=伊澤タオル

【海外】

・6月の中国最優遇貸出金利(LPR、10:00)

・5月の英小売売上高

・6月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(21:30)

・5月の米景気先行指標総合指数(23:00)

(注)時間は日本時間

<本日の決算発表予定>

時刻コード略称 時刻コード略称
3544サツドラHD 7545西松屋チェ

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です