インデックスイベント2023年7月末

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(17日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定

<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>

米国市場動向:セクターでは、朝からヘルスケアが下落。一般消費財・サービスは住宅市場データを嫌気して建築関連が大幅安した他、Tesla(TSLA)が-3.9%でセクターの下げを主導。素材は化学中心に下落。公益や生活必需品も軟調となった。一方で、原油価格の反発を背景にエネルギーは朝から上昇した。

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種42215.80-299.29-0.70
ナスダック 総合指数19521.09-180.12-0.91
フィラデルフィア 半導体株指数5223.65-43.65-0.83
S&P 5005982.72-50.39-0.84
ヨーロッパFTSE100指数8834.03-41.19-0.46
ドイツ DAX指数23434.65-264.47-1.12
ユーロ・ストックス50指数5288.68-50.89-0.95
CAC40指数7683.73-58.51-0.76
スペイン IBEX35指数13911.70-199.10-1.41
スイス SMI指数12007.06-83.81-0.69
イタリア FTSE MIB指数39387.22-541.96-1.36
ポルトガル PSI全株指数4827.31-60.40-1.24
アイルランド ISEQ全株指数11339.80-213.71-1.85
アムステルダム AEX指数920.63-4.30-0.46
ベルギー BEL20指数4438.57-43.04-0.96
OMX コペンハーゲン20指数1862.51-39.41-2.07
OMXヘルシンキ全株指数10453.27-105.57-1.00
ノルウェー OBX株価指数1559.435.700.37
OMX ストックホルム30指数2461.40-23.92-0.96
アジア香港 ハンセン指数23980.30-80.69-0.34
中国 上海総合指数3387.41-1.32-0.04
加権指数22211.59161.690.73
韓国総合株価指数2950.303.640.12
コスダック指数775.65-1.61-0.21
ST指数3930.6422.180.57
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)74.843.074.28
ICE WTI Crude Oil Futures Co75.123.354.67
ICEブレント原油先物76.873.644.97
NY改ガソリン先物227.195.202.34
ICE 軽油先物741.2556.008.17
NY天ガス (ヘンリーハブ)3.850.102.75
ICE Natural Gas Future92.933.854.32
Dalian Commodity Exchange Ir697.00-2.00-0.29
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C92.30-0.48-0.52
貴金属Gold Spot   $/Oz3387.83-0.28-0.01
Silver Spot  $/Oz37.05-0.06-0.16
CMX486.40-2.85-0.58
プラチナ 先物(NYMEX)1261.708.500.68

<日本株ADR>

総じて軟調に推移

◇上昇銘柄◇

7453(良品計画) モルガンスタンレーが目標株価を5600円に上げ(前回:4400円)

7911(TOPPAN) 大和証が目標株価を4500円に下げ(前回:5000円)

◇下落銘柄◇

6753(シャープ) AI家電・サービスの強化、広告投資拡大を昨日の事業戦略説明会で発表

6724(エプソン) モルガンスタンレーが目標株価を1600円に下げ(前回:2100円)

上位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
3405クラレ1948.771816.5132.277.28
5631日製鋼所8424.507870554.507.05
7453良品計画6722.176407315.174.92
7911TOPPANHD3783.763622161.764.47
8252丸井グループ3180.253053127.254.17
6302住友重機械工業3009.582899.5110.083.80
6976太陽誘電2441.652356.585.153.61
2875東洋水産9735.389455280.382.97
9766コナミグループ21839.7921280559.792.63
9503関西電力1679.091644.534.592.10
7731ニコン1467.031441.525.521.77
7013IHI16326.1016050276.101.72
6952カシオ計算機1097.62108116.621.54
7912大日本印刷2152.612122.530.111.42
3861王子HD701.56693.67.961.15
      
      
下位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
4902コニカミノルタ415.42454.2-38.79-8.54
6201豊田織15647.7816500-852.22-5.16
6727ワコム644.18678-33.82-4.99
5201AGC4067.004273-206.00-4.82
5938LIXIL1543.281607.5-64.22-3.99
2579コカ・コーラBJH2231.042318-86.96-3.75
6028テクノプロHD4016.164167-150.84-3.62
6370栗田工業5236.995413-176.01-3.25
6753シャープ653.63674.8-21.18-3.14
4536参天製薬1618.381665-46.62-2.80
2267ヤクルト2752.492830-77.51-2.74
7276小糸製1703.781750-46.22-2.64
7261マツダ836.64858.8-22.16-2.58
6724エプソン1830.151863-32.85-1.76
9962ミスミG1896.971929-32.03-1.66

<自社株買い進捗状況(17日)>

コード銘柄名買付予定株数対発行済み%買付予定金額累計株数買付進捗率(株数)買付可能株数買付進捗率(金額)進捗金額進捗報告日開始日終了(予定)日残存日数直近報告株数直近買付金額(概算)進捗株数 (先々月時点)引値
2602日清オイリオグループ2,500,0007.41%10,000,000,00000.0%2,500,0000.0%02025/6/172025/6/182026/3/3128600未開始4690
2782セリア12,568,00016.57%25,136,000,00000.0%12,568,0000.0%02025/6/172025/6/182025/7/152700未開始2612
3179シュッピン1,250,0005.63%1,000,000,000134,80010.8%1,115,20015.0%150,062,0002025/6/172025/5/142025/11/28163134,800148,010,400未開始1098

<本日の新聞見出し>

▼NIKKEI Prime▼

・神戸空港にペロブスカイト電池 制限区域内で実証

・ボールねじでEV減速力向上 NTN、海外進出で生産量8倍

・チップレットで再脚光 後工程、ウエハーからパネルへ

▼日本証券新聞▼

・4社でTOB発表、S高、新高値に ドコモはCARTAHD、オリックスはアセンテック

・Synspective ストップ安 ロックアップ解除売り警戒

・日本・EU 防衛産業で協力へ 関連株に商機拡大の追い風

・上村工が急伸 野村が高評価 AI関連の好調が業績けん引

▼日刊工業新聞▼

・関税交渉、長期化の恐れ 日米合意に至らず 認識にズレ、妥結不透明

・シャープ、家電出荷1450万台 27年度 生成AI搭載 ブランド強化

・芝浦電子へのTOB延長 ミネベアミツミ、来月1日まで

▼化学工業日報▼

・インド発ファブレスCDMO シンプリファイ、日本上場 提携工場200超 国内企業登録募る

・三菱ガス化学 園芸向けトリジェネ設備 燃料にDME収量3倍 トマトで実証 27年事業化へ

・BASF 化学吸収法ガス精製に力 LNGやアンモニア 世界需要取り込み CCUSで覇権狙う

▼日経MJ▼

・求人パワー 飲食の生命線 売上高は2年連続最高 24年度調査 8.1%増 サブウェイ、全員タイミーか

・何歳までできそうですか? 生活寿命 短くなる傾向 「好きなことに熱中」は4歳長く 博報堂生活総研が意識調査

・高輪ゲートウェイ、0→1の街 スタートアップ100社を支援 JR東、東大なども誘致

<本日の相場>

本日の日本株相場は冴えない動きとなりそうだ。米国によるイランへの軍事介入などが警戒される中、昨晩の米主要3指数が下落した流れを引き継ぎ日本株も売り優勢でスタートしよう。今晩のFOMC結果発表を前に、売り一巡後は次第に様子見姿勢が強まると予想する。今回はトランプ関税発動降、初めて政策金利見通しなどが公表される。関税の影響を受けて今年の利下げ回数が変化するかが焦点となりそうだ。また、直近の米経済指標が弱含む中、パウエルFRB議長の記者会見にも併せて注目されよう。日本株市場では引き続き防衛やIPなどのテーマ株などが物色対象となろう。

〇日米関税交渉への不透明感が上値の抑制要因に

昨日の植田日銀総裁の記者会見では、日米関税交渉への不透明感に対する懸念が示された。次回の日米交渉は6月24-25日にオランダで開催されるNATO首脳会議でのタイミングが有力視されている。しかし、合意への道のりは険しく、交渉を巡る不透明感が引き続き日本株の上値抑制要因となりそうだ。一方、直近でグロース市場やスタンダード市場で年初来高値を更新する銘柄が増加傾向で、物色の裾野が拡大している点は好感できよう。トレーディングカードの販売が好調なブシロー(G7803)や伊勢化(S4107)など、強い動きが続く銘柄も増えてきており、追随したい。

〇インフレ下でも伸びる「推し活」関連に注目

そのほか、新たな消費トレンドとして「推し活」に注目したい。推し活とは、自分の好きなものを応援する活動のこと。アイドルやスポーツ選手、アニメのキャラクターなど、その対象は幅広い。また、イベントへの参加やグッズ購入に留まらず、写真のデコレーションなど楽しみ方も様々だ。日本の15~69歳の男女が年間で推し活に使う額は約3.5兆円に上るとの試算もある。近年では、日銀のさくらレポートでも推し活にが言及されるなど、「推し」の存在が日本経済に与える影響は徐々に大きくなっている。インフレが推し活に与える影響が軽微であることも好材料だ。サンリオ(8136)や任天堂(7974)など、人気キャラクターIP(知的財産)を多数保有する企業を筆頭に、エポスカードの消費額の一部が推しへ還元されるシステムが話題を集める丸井G(8252)や、推しの限定コンテンツが楽しめる「推し旅」が好調なJR東海(9022)など、「推し活」を上手く事業に取り組む企業にも併せて注目したい。

<材料銘柄>

  • ホンダ (7267): 再使用型ロケットで離着陸実験に成功
    • ラストマイル配送用車両を年内生産開始-欧米向け
  • 日本製鉄 (5401):「アンダーパフォーム」に格下げ-ジェフリーズ
  • サンリオ (8136): アニメ企画・制作のIGポートと資本業務提携へ
  • 王子HLD (3861): 「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
  • 商船三井 (9104): 政府機関などと協力しあらゆる面から情報収集-中東情勢
  • サイバーA (4751):「中立」に格下げ、目標株価は1650円-SBI証券
  • 東電HLD (9501)と中部電 (9502): JERA、ペトロナスとLNGバリューチェーン協業強化で覚書
  • セリア (2782):自己株TOBを実施へ、買い付け代金約252億円
  • ミネベア (6479):芝浦電子TOB期間を7月1日まで延長
  • シチズン時 (7762): 「中立」に格下げ、目標株価は900円-岡三証券
  • 日清オイリ (2602):100億円上限に自己株取得へ-全株消却
  • テレ朝HD (9409):「アウトパフォーム」格付け再開-東海東京
  • アマダ (6113): 「中立」に格下げ、目標株価は1600円-大和証券
  • グンゼ (3002): 「中立」に格下げ-東海東京
  • フジテック (6406):「アウトパフォーム」に格上げ-SMBC日興
  • 東映 (9605):ティ・ジョイを完全子会社化へ-株式交換で
  • 文化シヤタ (5930): NAVFなどの株持ち分が19.7%に上昇-変更報告

<本日の予定>

【国内】

・5月の貿易統計(財務省、8:50)

・4月の機械受注(内閣府、8:50)

・実質輸出入の動向(日銀、14:00ごろ)

・5月の訪日外国人客数(日本政府観光局、16:15)

【海外】

・インドネシア中央銀行が金融政策を発表

・5月の英消費者物価指数(CPI)

・4月のユーロ圏経常収支

・米新規失業保険申請件数(週間、21:30)

・5月の米住宅着工件数(21:30)

・米エネルギー省の石油在庫統計(週間、23:30)

・米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表(19日3:00)

・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見(19日3:30)

・4月の対米証券投資(19日5:00)

・ブラジル中銀が政策金利を発表

(注)時間は日本時間

<本日の決算発表予定>

時刻コード略称 時刻コード略称 時刻コード略称
6905コーセル 7623サンオータス 9610ウィルソンWLW

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です