インデックスイベント2023年7月末

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定
*米国休場のため、US時間外および日本株ADRの項目はございません

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国休場で各国の市場は終始小動きになり、方向感なく展開していった模様。

資源では、天然ガスが3%超安い。EUの地下貯蔵庫が満杯になり、海上で待機中のLNGの量が

急増し、220万トンに達しているとのこと。

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種休場
ナスダック 総合指数
フィラデルフィア 半導体株指数
S&P 500
ヨーロッパFTSE100指数8363.84-12.79-0.15
ドイツ DAX指数18930.8523.930.13
ユーロ・ストックス50指数4973.0715.090.30
CAC40指数7646.4215.470.20
スペイン IBEX35指数11395.30-6.60-0.06
スイス SMI指数12451.4814.890.12
イタリア FTSE MIB指数34320.60-52.07-0.15
ポルトガル PSI全株指数4629.113.610.08
アイルランド ISEQ全株指数9813.5534.470.35
アムステルダム AEX指数920.692.030.22
ベルギー BEL20指数4180.33-4.07-0.10
OMX コペンハーゲン20指数2769.56-14.18-0.51
OMXヘルシンキ全株指数10271.6923.560.23
ノルウェー OBX株価指数1337.04-10.03-0.74
OMX ストックホルム30指数2589.98-5.98-0.23
アジア香港 ハンセン指数17691.97-297.10-1.65
中国 上海総合指数2811.04-31.18-1.10
加権指数22235.10-32.99-0.15
韓国総合株価指数2681.006.690.25
コスダック指数769.211.550.20
ST指数3463.0820.150.59
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)74.040.490.67
ICE WTI Crude Oil Futures Co74.290.741.01
ICEブレント原油先物77.520.590.77
NY改ガソリン先物206.76-4.01-1.90
ICE 軽油先物693.75-2.75-0.39
NY天ガス (ヘンリーハブ)2.190.062.91
ICE Natural Gas Future92.94-3.21-3.34
Dalian Commodity Exchange Ir721.00-17.50-2.37
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C96.900.090.09
貴金属Gold Spot   $/Oz2499.51-3.88-0.16
Silver Spot  $/Oz28.55-0.32-1.11
CMX419.55-1.60-0.38
プラチナ 先物(NYMEX)931.70-0.50-0.05

本日の新聞見出し

▼NIKKEI Prime▼

・シャープ、エッジAIに復活託す 家電設計で根本的変革

・日立が「再生材のメルカリ」に プラ循環へマッチング

・日鉄エンジ社長 CCS・水素活用でパイプラインに需要 

▼日本証券新聞▼

・ラクトジャパン インバウンド恩恵享受の割安株 中計前倒し達成の公算

・次世代通信網、30年めどに本格導入 さくら、データセク DC関連で大幅高

・FLN、急騰 AI関連の新会社設立

▼日刊工業新聞▼

・ニコン、露光装置攻勢 新たに3機種 車載半導体向け需要

・ゼンショー、福島新工場 精米能力4倍 すき家などに供給

・森ビル“再々開発”着々 虎ノ門ヒルズ「グラスロック」竣工

▼化学工業日報▼

・車用摩擦材 インドで倍増 レゾナック 年内にも第2工場 LiB負極材も増強検討

・星光PMC 中国で両性PAM量産 抄紙脱水効率向上 総合ソリュ実現

・沢井製薬-住友ベークライト PTPシート開発加速 薄肉化ベースに付加価値

本日の相場

本日の日本株相場はもみ合いとなりそうだ。米国休場で手掛かり材料難のなか、昨日の地合いを引き継ぎ売り買い交錯となろう。日経平均は約1ヵ月ぶりに39,000円台に乗せる場面があったが、寄り付き近辺がほぼ高値で、その後は値を消す動きとなった。朝方から値下がり銘柄数が多く、全般は戻り待ちの売りで上値を阻まれたといえよう。もっとも、38,000~39,000円は今年の売買代金最多価格帯で簡単に突破することは難しいとみられ、目先は売りをこなす展開となりそうだ。ポイントとなるのは為替動向であろう。昨日のドル円の安値145.77円(13時13分)と日経平均の安値38,476円は同時刻であり、14時以降は再びドル高円安を好感する格好で日経平均も強含んだ。イブニングではさらに円安傾向となっていることで朝方は高くスタートするとみられるが、米国では今夜のISM製造業景況指数を皮切りに週末まで重要経済指標の発表が相次ぐため、為替睨みの展開が続こう。

〇好配当利回り銘柄の見直し買い

物色では先週半ば頃から、中小型グロースから大型バリューに変化している。円高局面でも強い中小型の内需系には引き続き注目したいが、中間期末に向けては好配当利回り株に妙味がありそうだ。好配当利回り銘柄は中長期投資が基本とはいえ、8月のリバウンド局面では戻りがいまひとつで、中間期末に向けて見直し買いも期待できよう。日経平均高配当株50指数の月間平均パフォーマンス(2002~2023年)をみると、期末の3月は意外にマイナスだが、9月は0.5%のプラスだ。2008年のリーマンショックや2015年のチャイナショックなど急落が多かった割にはしっかりであり、利回り水準が魅力的となったメガバンクや商社などに注目したい。

〇相場付きが変化した電線株

4-6月期の決算発表で業績の伸び率(営業利益)が最も良かった業種は「非鉄」だ。前年同期が悪すぎた反動もあるが、なかでも電線株は前年に続き良好な決算となっている。住友電工は売上の約半分を占める自動車向けワイヤーハーネスが好調なほか、フジクラは情報通信向けの光ケーブルが伸びた。電線株は2000年のITバブル時の古河電工の急騰を除き、40年近く相場らしい相場がない。ただ、今年に入ってからは明らかに動きが変わり始めており、引き続き注目できよう。

材料銘柄

  • HOYA (7741): 「中立」に格下げ、目標株価は2万2000円-ゴールドマン・サックス
  • ダイキン工 (6367): インド生産能力増強へ、記録的熱波で需要拡大-ジャワ取締役
  • アドテスト (6857): 「買い」に格上げ、目標株価は8100円-ゴールドマン・サックス
  • 日本製鉄 (5401): ハリス副大統領、USスチールは国内所有・操業されるべきだと発言へ
  • NTTデG (9613): 「オーバーウエート」に格上げ-モルガンS
  • オービック (4684): 「中立」に格下げ、目標株価は2万5600円-ゴールドマン・サックス
  • アイシン (7259): 「買い」格付け再開、目標株価は6700円-丸三証券
  • トレンド (4704): 「中立」に格上げ、目標株価は8500円-ゴールドマン・サックス
  • 日鉄ソリュ (2327):リクルトHの自社株買いに保有全株を応募へ
  • 近鉄GHD (9041): 「中立」に格上げ、目標株価は3700円-JPモルガン
  • ヤマハ (7951):140億円上限に自己株取得へ
  • ジェイテクト (6473): 「買い」に格上げ、目標株価は1350円-みずほ証券
  • エクセディ (7278): シティインデックスイレブンスなどの株持ち分が上昇
  • 大阪チタニ (5726): スポンジチタン増産に330億円投資-経済安保法認定も
  • Jフロント (3086): 8月百貨店売上高+6.8%
  • 高島屋 (8233): 8月既存店売上高+6.2%
  • 伊藤園 (2593): 連 1Q 営利 -28.7% 71.28億円
  • H2Oリテ (8242): 8月阪急阪神百貨店売上高+11.1%
  • ワークマン (7564): 8月既存店売上高+8%-前年同期+3.9%
  • ライトオン (7445):8月既存店売上高-11%
  • 山洋電 (6516): ストラテジックCの持ち分が6.3%に上昇-変更報告
  • ステラ (4109): NAVなどの持ち分が17.7%に上昇-変更報告
  • ストライク (6196): 「ポジティブ」に新規格付け-Asymmetric Advisors

本日の予定

【国内】

・閣議

・8月のマネタリーベース(日銀、8:50)

・10年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・8月の財政資金対民間収支(財務省、15:00)

・8月の国内ユニクロ既存店売上高(15:00すぎ)

【海外】

・ベトナム市場が休場

・8月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数(23:00)

・7月の米建設支出(23:00)

(注)時間は日本時間

本日の決算発表予定

時刻コード略称 時刻コード略称 時刻コード略称
4750ダイサン 6654不二電機 8057内田洋

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。

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