インデックスイベント2023年7月末

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄 
●今週の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:ほぼ全面高となり、セクターでは一般消費財・サービスが上昇。Tesla(TSLA)+3.8%、Amazon.com (AMZN)+3.7%。資本財・サービスは、航空会社が続伸。情報技術はNVDAが+1.5%、ファウンドリーの分離、または売却を検討していると報じられたIntel(INTC)が+9.5%。来週決算発表を控えたBroadcom (AVGO)+3.8%と半導体中心に上昇した。SOX指数は+2.58%。一方、前日上昇したエネルギーは小幅高にとどまった。

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種41563.08228.030.55
ナスダック 総合指数17713.63197.201.13
フィラデルフィア 半導体株指数5158.82129.572.58
S&P 5005648.4056.441.01
ヨーロッパFTSE100指数8376.63-3.01-0.04
ドイツ DAX指数18906.92-5.65-0.03
ユーロ・ストックス50指数4957.98-8.29-0.17
CAC40指数7630.95-10.00-0.13
スペイン IBEX35指数11401.9043.300.38
スイス SMI指数12436.5918.870.15
イタリア FTSE MIB指数34372.67180.610.53
ポルトガル PSI全株指数4625.5037.120.81
アイルランド ISEQ全株指数9779.0873.600.76
アムステルダム AEX指数918.66-5.12-0.55
ベルギー BEL20指数4184.409.740.23
OMX コペンハーゲン20指数2783.7430.421.10
OMXヘルシンキ全株指数10248.1337.330.37
ノルウェー OBX株価指数1347.074.340.32
OMX ストックホルム30指数2595.968.060.31
アジア香港 ハンセン指数17989.07202.751.14
中国 上海総合指数2842.2119.110.68
加権指数22268.0966.240.30
韓国総合株価指数2674.3112.030.45
コスダック指数767.6611.621.54
ST指数3442.9338.461.13
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)73.25-0.30-0.41
ICE WTI Crude Oil Futures Co73.22-0.33-0.45
ICEブレント原油先物76.57-0.36-0.47
NY改ガソリン先物208.24-1.08-0.52
ICE 軽油先物693.00-3.50-0.50
NY天ガス (ヘンリーハブ)2.180.062.63
ICE Natural Gas Future96.151.992.11
Dalian Commodity Exchange Ir748.00-8.50-1.12
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C101.00-0.03-0.03
貴金属Gold Spot   $/Oz2504.000.610.02
Silver Spot  $/Oz28.84-0.02-0.08
CMX422.050.900.21
プラチナ 先物(NYMEX)931.20-1.00-0.11

US時間外

◇上昇銘柄◇

QTRX(生命科学): モルガンスタンレーのヘルスケアコンファレンスに9月6日登壇と公表

◇下落銘柄◇

SKYE(ジェネリック医薬品): 経営陣がカンター・フィッツジェラルド氏と9月5日に会談すると公表

出来高上位    
SymbolNameLastChangeShare Volume
NVDANVIDIA Corporation$119.23-0.1417,481,412
XPXP Inc.$18.20-0.2114,956,214
INTRInter & Co. Inc.$7.29-0.066,957,636
INTCIntel Corporation$22.00-0.036,957,408
CMCSAComcast Corporation$39.790.226,735,958
STNEStoneCo Ltd.$13.13-0.135,984,832
AAPLApple Inc.$229.110.114,373,526
MSFTMicrosoft Corporation$417.200.063,855,767
CFLTConfluent, Inc.$20.98-0.233,738,866
AMZNAmazon.com, Inc.$178.520.023,152,535
     
上昇銘柄上位    
SymbolNameLastChange% Change
EBONEbang International Holdings Inc.$6.730.9817.04
SHLSShoals Technologies Group, Inc.$5.850.468.53
BIGCBigCommerce Holdings, Inc.$6.350.498.51
ASTSWAST SpaceMobile, Inc.$18.581.066.05
DAWNDay One Biopharmaceuticals, Inc.$14.530.694.99
QTRXQuanterix Corporation$13.680.654.99
FATEFate Therapeutics, Inc.$3.840.174.89
EXAIExscientia Plc$5.830.274.86
SDGRSchrodinger, Inc.$21.910.884.23
TARSTarsus Pharmaceuticals, Inc.$28.141.033.81
     
下落銘柄上位    
SymbolNameLastChange% Change
SKYESkye Bioscience, Inc.$5.80-0.39-6.30
BDTXBlack Diamond Therapeutics, Inc.$5.80-0.30-4.92
ORICOric Pharmaceuticals, Inc.$9.86-0.51-4.92
CCCCC4 Therapeutics, Inc.$6.01-0.30-4.83
ANGIAngi Inc.$2.57-0.13-4.81
ERASErasca, Inc.$2.75-0.13-4.77
PERIPerion Network Ltd$8.15-0.40-4.68
AZIAutozi Internet Technology (Global) Ltd.$2.86-0.14-4.67
DOYUDouYu International Holdings Limited$17.98-0.86-4.56
WOOFPetco Health and Wellness Company, Inc.$3.05-0.14-4.39

日本株ADR

高安まちまち

◇上昇銘柄◇

2269(明治HD) 9月もアイスなどの値上げ基調変わらず

1812(鹿島) AI活用で建物ライフサイクル全体のCO2排出量を正確に算定

◇下落銘柄◇

3436(SUMCO) みずほ証が目標株価下げ、2,300円(前回:2,800円)

6146(ディスコ) CLSAが”Hold”に格下げ、目標株価は43,800円(前回:64,800円)

上位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
7453良品計画3009.452741268.459.79
8750第一生命HD4490.814177313.817.51
8354ふくおか4020.403832188.404.92
2875東洋水産9478.329085393.324.33
2269明治HD3760.363626134.363.71
5401日本製鉄3409.74331099.743.01
1812鹿島2737.732658.579.232.98
9101日本郵船5390.725273117.722.23
6465ホシザキ4797.604697100.602.14
4578大塚HD8704.338554150.331.76
6506安川電4900.00482080.001.66
8309三住トラスト3659.55360356.551.57
7201日産自431.99425.56.491.52
8035東エレク26188.0925805383.091.48
6762TDK9991.109847144.101.46
      
      
下位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
6753シャープ950.17998.4-48.23-4.83
3092ZOZO4492.274643-150.73-3.25
1878大東建17425.6218000-574.38-3.19
9613NTTデータグループ2147.522213-65.48-2.96
3436SUMCO1623.061669-45.94-2.75
7013IHI6191.186338-146.82-2.32
2229カルビー3167.233236-68.77-2.13
6976太陽誘電3528.073596-67.93-1.89
6146ディスコ41913.2242660-746.78-1.75
9843ニトリHD21387.5821720-332.42-1.53
6841横河電機4025.804088-62.20-1.52
6460セガサミーHD2515.672550-34.33-1.35
4183三井化学3842.173891-48.83-1.26
7276小糸製2116.842143-26.16-1.22
6702富士通2647.152677.5-30.35-1.13

本日の新聞見出し

▼IKKEI Prime▼

・パナHD、2割の工場でCO2ゼロ 車・電子部品・中国が先行

・TOPPAN、97%の包装材でCFP 取引先に切り替え提案

・トヨタ、ナノ粒子でどこでも配線 ハンドル使い心拍計測

▼日本証券新聞▼

・AIが需要牽引 電線・光ファイバー フジクラ、SWCCが最高値

・タカラトミー、上場来高値 ディズニーのトレカゲーム発表

・NOKが連日の高値 スマホ向けFPCが好調

▼日刊工業新聞▼

・政府予算 宇宙関連大幅増9000億円超 複数衛星システムなど

・三菱マテリアル、欧米中で拠点確保 タングステン生産6倍

・アイシン 車部品×電子制御技術 電動化・知能化製品拡大

▼化学工業日報▼

・中国 逆風下で成長続ける日本企業㊤ LiB・半導体材料に商機 現地生産・開発能力がカギ

・再生材利用義務化など 廃プラ油化CRに追い風 CRJ、供給拡大に意欲 来年度1号機稼働

・台湾半導体、狙うはワンストップ 後工程拡充急ぐ TSMC増産投資 4日セミコンに40社超集結 先端パッケージがテーマ

▼日経MJ▼

・サイクルシェア 陣取り新局面 「LUUPを置いて」マンション、有償で誘致 「徒歩1分圏に1拠点」へ

・新型キャビン、工期1ヶ月短縮 別荘サブスクのSanu 「憧れの生活」ニーズ対応

・サッポロHD、ビール集中の死角 再び「物言う株主」の圧力

今週の相場

今週の日本株相場はジリ高歩調を想定する。6日には米雇用統計の発表を控えており、週末にかけて様子見姿勢が強まる公算が大きいが、米国株市場の堅調推移、為替の安定、企業業績への期待などが日本株相場を支えよう。国内は全体的にイベントレスだが、5日の7月毎月勤労統計調査には注目。6月は賞与などの一次要因から実質賃金が2年3ヵ月ぶりにプラス転換した。こうした特殊要因が剥落した7月分でもプラス圏が定着となれば、賃上げによる内需回復への期待が高まりやすいだろう。小売、情報通信などの内需関連株に目を向けておきたい。

〇中小型株の出遅れ修正が進むか注目

物色では中小型株の出遅れ修正に注目したい。中小型株は大型株と比べて、国内売上高比率が高い。前述した内需回復ストーリーが顕在化する場面では業績拡大への期待が高まりやすいほか、円高進行の場合は製造コストの低減&家計購買力の上昇が業績拡大期待に繋がりやすい。ウェーハ再生事業で世界シェア33 % のトップ企業のRS Technologies(3445)や高級メガネで爆発的な業績成長を続けるJEH(5889)などに投資妙味があるとみている。

〇日本株イベントで海外投資家銘柄に資金流入が起きる可能性

今週は米系証券が海外投資家向けの日本株イベントを開催予定。JPXの山道CEOの講演のほか、主要企業と投資家によるミーティングも多く実施される予定で、500人以上の海外投資家が参加する見込み。イベントを通じて日本株投資への関心が高まれば、新たな資金流入も期待されよう。過去、海外投資家の日本株買いが活発化した場面を振り返ると、時価総額が大きく、高ROEで、高い競争力を持つ企業が選好されやすかった。個別では事業再編への期待が高まっている富士フイルム(4901)、人材マッチング市場での成長が見込まれるリクルート(6098)、デジタル&グリーンのメガトレンドに乗る日立(6501)、実質賃金増加で消費拡大の恩恵が期待されるファーストリテイリング(9983)などに注目したい。

材料銘柄

  • 中外薬 (4519): 「中立」に格下げ、目標株価は7900円-BofA
  • 大塚HD (4578): 「買い」に格上げ、目標株価は9800円-BofA
  • ディスコ (6146): 「ホールド」に格下げ、目標株価は4万3800円-CLSA
  • 安川電 (6506): 「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価は6000円-CLSA
  • 7&iHD (3382): セブンに書簡、買収交渉への積極関与要求-長期株主の米資産運用会社
  • パナソニック (6752) : 配当予想修正
  • 損保:大手4社による契約者の個人情報漏洩は合計200万件超-日経
  • ニデック (6594) :グループ会社がインド法人設立、ソフト開発能力強化
  • 関西電 (9503): 保険事業に本格参入、24年度中に自動車やペット保険-読売
  • ソフトバンク (9434): 一般募集で社債型種類株、総額2000億円
  • クレセゾン (8253): 「オーバーウエート」に格上げ-モルガンS
  • GSユアサ (6674): 「アウトパフォーム」に格上げ-大和証券
  • 日本取引所 (8697): 東証の資本効率改善要請、開示「検討中」企業に期限設定へ-25年開始
  • ツルハHD (3391) :8月既存店売上高+3%
  • 東京センチ (8439): 「アウトパフォーム」に格上げ-SMBC日興
  • 浜松ホト (6965):自己株取得の枠を拡大、200億円上限に-従来100億円
    • トヨタが保有する浜松ホト株全て売却の意向-売り出し
  • クレハ (4023): 「アウトパフォーム」に格上げ-東海東京
  • オプンUG (2154): 「買い」で格付け再開-みずほ証券
  • トリケミ研 (4369): 連 2Q 営利 +76.3% 19.39億円
  • 東北新社 (2329): 希望退職者を募集、100人程度-45歳以上の正社員など対象
  • バルカー (7995): 「買い」に格上げ、目標株価は4000円-みずほ証券
  • ホーチキ (6745): 三井住友海上などが株式売り出し、最大約45億円
  • ACCESS (4813): 連 2Q 営利 赤字縮小-6.50億円

今週の予定

◇9月2日(月)

・QUICKコンセンサスDI(8:30)

・4~6月期の法人企業統計調査(財務省、8:50)

・QUICK月次調査<債券>(11:00)

・8月の新車・軽自動車販売台数(自販連、全軽自協、14:00)

・債券市場サーベイ(8月調査、日銀、16:00)

・5~7月期決算=伊藤園

・8月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI、10:45)

・ベトナム市場が休場

・レーバーデーの祝日で米国の全市場休場

◇3日(火)

・閣議

・8月のマネタリーベース(日銀、8:50)

・10年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・8月の財政資金対民間収支(財務省、15:00)

・8月の国内ユニクロ既存店売上高(15:00すぎ)

・ベトナム市場が休場

・8月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数(23:00)

・7月の米建設支出(23:00)

◇4日(水)

・9月の日銀当座預金増減要因見込み(8:50)

・8月の財新中国非製造業PMI(10:45)

・ポーランド中銀が政策金利を発表

・7月の米貿易収支(21:30)

・7月の米雇用動態調査(JOLTS、23:00)

・7月の米製造業受注(23:00)

・米地区連銀経済報告(ベージュブック、5日3:00)

◇5日(木)

・7月の毎月勤労統計(厚労省、8:30)

・対外・対内証券売買契約(週間、財務省、8:50)

・30年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・8月の輸入車販売(日本自動車輸入組合、10:30)

・日銀の高田審議委員が石川県金融経済懇談会で挨拶(10:30)

・8月の車名別新車・軽自動車販売(自販連、全軽自協 11:00)

・日銀の高田審議委員が石川県金融経済懇談会後に記者会見(14:30)

・2~7月期決算=積水ハウス

・7月のユーロ圏小売売上高

・マレーシア中銀が政策金利を発表

・8月のADP全米雇用リポート(21:15)

・週間の米新規失業保険申請件数(21:30)

・4~6月期の米労働生産性指数(改定値)(21:30)

・8月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況感指数(23:00)

・海外5~7月期決算=ブロードコム

◇6月(金)

・閣議

・7月の家計調査(総務省、8:30)

・8月上中旬の貿易統計(財務省、8:50)

・3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)

・7月の景気動向指数速報値(内閣府、14:00)

・消費活動指数(14:00頃、日銀)

・8月の米雇用統計(21:30)

・ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁が講演(21:45)

・ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が講演(7日0:00)

(注)時間は日本時間

本日の決算発表予定

時刻コード略称
2593伊藤園

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。

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