インデックスイベント2023年7月末


【サマリー】

●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:セクターでは、コミュニケーション・サービスが引け際に一段安、Walt Disney(DIS)-2.8%、Meta Platforms(META)-3.0%。スポーツウェアのNike(NKE)が予想を下回る売上高と、期待に反して減収の来年度通期売上高見通しを発表して-20.0%の大幅安となり、一般消費財・サービスが下落。公益は下落。大統領候補テレビ討論会では環境問題にバイデン大統領ほど注力しないトランプ候補が優勢となり、クリーンエネルギーのAES(AES)やNextera Energy(NEE)が大幅安となった。一方で、不動産が上昇。エネルギーや金融も堅調となった。

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種39118.86-45.20-0.12
ナスダック 総合指数17732.60-126.08-0.71
フィラデルフィア 半導体株指数5472.2651.170.94
S&P 5005460.48-22.39-0.41
ヨーロッパFTSE100指数8164.12-15.56-0.19
ドイツ DAX指数18235.4524.900.14
ユーロ・ストックス50指数4894.02-8.58-0.17
CAC40指数7479.40-51.32-0.68
スペイン IBEX35指数10943.70-7.80-0.07
スイス SMI指数11993.83-10.48-0.09
イタリア FTSE MIB指数33154.05-32.84-0.10
ポルトガル PSI全株指数4475.49-36.84-0.82
アイルランド ISEQ全株指数9318.35-46.53-0.50
アムステルダム AEX指数923.85-1.26-0.14
ベルギー BEL20指数3887.24-31.97-0.82
OMX コペンハーゲン20指数2887.71-1.94-0.07
OMXヘルシンキ全株指数9937.44-37.55-0.38
ノルウェー OBX株価指数1324.577.140.54
OMX ストックホルム30指数2569.4511.590.45
アジア香港 ハンセン指数17718.612.140.01
中国 上海総合指数2967.4021.550.73
加権指数23032.25126.270.55
韓国総合株価指数2797.8213.760.49
コスダック指数840.441.790.21
ST指数3332.80-10.55-0.32
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)81.560.020.02
ICE WTI Crude Oil Futures Co81.52-0.02-0.02
ICEブレント原油先物85.010.010.01
NY改ガソリン先物251.731.580.63
ICE 軽油先物786.000.500.06
NY天ガス (ヘンリーハブ)2.58-0.02-0.88
ICE Natural Gas Future81.35-1.01-1.23
Dalian Commodity Exchange Ir828.505.000.61
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C106.850.130.12
貴金属Gold Spot   $/Oz2324.44-2.31-0.10
Silver Spot  $/Oz29.10-0.04-0.13
CMX437.95-1.20-0.27
プラチナ 先物(NYMEX)1009.70-4.40-0.43

US時間外

出来高上位    
SymbolNameLastChangeShare Volume
NVDANVIDIA Corporation$123.750.2118,853,112
PTONPeloton Interactive, Inc.$3.37-0.0118,477,708
AURAurora Innovation, Inc.$2.790.0216,417,039
AMZNAmazon.com, Inc.$193.320.0714,852,535
PYPLPayPal Holdings, Inc.$58.060.0312,984,645
SSRMSSR Mining Inc.$4.540.0312,396,677
SIRISirius XM Holdings Inc.$2.82-0.0111,000,286
AAPLApple Inc.$211.661.049,863,368
MQMarqeta, Inc.$5.40-0.089,574,296
CMCSAComcast Corporation$39.300.148,696,516
     
上昇銘柄上位    
SymbolNameLastChange% Change
CMAXCareMax, Inc.$2.960.176.10
SGMTSagimet Biosciences Inc.$3.610.195.56
NPCENeuropace, Inc.$7.970.415.42
TSATTelesat Corporation$9.550.454.95
PLRXPliant Therapeutics, Inc.$11.280.534.93
VERIVeritone, Inc.$2.370.114.87
RXTRackspace Technology, Inc.$3.120.144.70
TPICTPI Composites, Inc.$4.170.184.51
ADPTAdaptive Biotechnologies Corporation$3.780.164.48
AMEDAmedisys Inc$95.753.954.30
     
下落銘柄上位    
SymbolNameLastChange% Change
RDZNRoadzen, Inc.$2.05-0.17-7.66
WENAANEW MEDICAL, INC.$2.30-0.17-6.86
TMCITreace Medical Concepts, Inc.$6.32-0.33-4.96
DHCDiversified Healthcare Trust$2.90-0.15-4.92
ILPTIndustrial Logistics Properties Trust$3.50-0.18-4.89
MGNXMacroGenics, Inc.$4.05-0.20-4.71
SBNYSignature Bank$2.10-0.09-4.11
KYTXKyverna Therapeutics, Inc.$7.21-0.29-3.87
FBLGFibroBiologics, Inc.$4.80-0.18-3.78
AUPHAurinia Pharmaceuticals Inc$5.51-0.20-3.50

日本株ADR

上位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
9503関西電力2859.562702157.565.83
6849日本光電2397.81232473.813.18
6857アドバンテス6545.786425120.781.88
6723ルネサス3062.20300953.201.77
8309三住トラスト3731.26367061.261.67
4188三菱ケミカルグループ907.72893.114.621.64
7003三井E&S1478.03145622.031.51
9101日本郵船4748.02468266.021.41
5401日本製鉄3446.43340145.431.34
8411みずほ3401.55335843.551.30
6326クボタ2278.64225028.641.27
3659ネクソン3010.74297535.741.20
6506安川電5845.37577768.371.18
6594ニデック7269.52718584.521.18
6645オムロン5593.67552964.671.17
      
      
下位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
4530久光薬3499.663717-217.34-5.85
4185JSR4117.254335-217.75-5.02
7956ピジョン1402.501454.5-52.00-3.57
7182ゆうちょ銀行1469.991519.5-49.51-3.26
9531東瓦斯3345.263455-109.74-3.18
6753シャープ900.65930.1-29.45-3.17
5201AGC5042.025206-163.98-3.15
1878大東建16063.7016585-521.30-3.14
5233太平洋セメ3911.394038-126.61-3.14
9064ヤマトHD1716.061768.5-52.44-2.97
4704トレンド6347.966531-183.04-2.80
2875東洋水産9328.149535-206.86-2.17
4902コニカミノルタ439.87445.2-5.33-1.20
4689LINE ヤフー385.19388.9-3.71-0.95
6113アマダ1761.891777-15.11-0.85

本日の新聞見出し

▼NIKKEI Prime▼

・ソフトバンクG、特許出願急増の兆し 孫正義氏のAI革命

・編集者の視点 「宇宙データセンター構想、環境負荷低減」

・サボテンで炭素固定「1000年以上」 中部大が研究組織

▼日本証券新聞▼

・止まらない円安 為替前提が保守的な企業をマーク ダイキン、ファナックなど

・「高卒採用」需要高まる ジンジブに商機拡大の追い風

・踏み間違い防止装置、義務化へ 国連、AT車新規制で合意

▼日刊工業新聞▼

・ローツェが買収 米ナノバース 先端パッケージ製造装置開発

・清水建設 米で汚染土壌浄化 PFASを99%除去

・矢野経済研まとめ 今年見通し 3Dプリンター市場10%増 

▼化学工業日報▼

・中国塗料 船底防汚塗料を増強 シリコーン型 3拠点で能力3倍

・TSMC 1㌨品、26年から生産 大型基板 シリコンで対応

・タンクターミナル CTT、韓国に進出 現地社買収、高機能品に的

▼日経MJ▼

・花王 3つの「くせっ毛」矯正 ブランド再生へバラバラ感解消 4年下がったシェア反転

・チェキ「ペルソナ」手法で照準 富士フイルム、顧客像を細分化 広く撮影、アウトドア男性狙う

・語学学習、日本は成長市場 アプリ利用10倍、継続率高く 米デュオリンゴCMOに聞く

今週の相場

今週の日本株相場は堅調な展開となりそうだ。日経平均は5月以降のボックスレンジ(38,000~39,000円程度)を上放れてきた。介入への警戒感が根強いドル円相場や海外での重要イベントを控えて一本調子の上昇は想定しにくいが、レンジを一段切り上げたことから、4万円の節目や3月22日の史上最高値(40,888円:終値)を目指す展開も期待できそうだ。

〇TOPIXも年初来高値更新へ

今週は米国でISM製造業景況指数や雇用関連の指標の発表を控えて、為替相場や米国株の動きが材料となろう。特に、日経平均の高値奪回には、指数寄与度が大きい値がさ株の上昇が必要となりそうだ。一方、TOPIXが3月の年初来高値(終値ベース)を捉えつつあるほか、時価総額と流動性の上位銘柄で構成されるコア30指数が約24年ぶりに一時1,500ポイントを回復するなど、超大型株への資金流入がみられている。投資部門別売買動向では、海外投資家は6月第3週まで5週連続で現物を売り越したが、第4週は買い越しに転じた可能性が高そうだ。日本を代表する“ゼロイチ”銘柄が堅調に推移すれば、日経平均が伸び悩んだとしても、投資家心理が悪化することはないとみている。

〇三菱重がまさかのテンバガー?

2024年も半分が終了した。TOPIX500採用で6月末時点の上昇率ランキングでは、年明け以降5ヵ月連続で2桁上昇率をみせたフジクラがトップとなった。上位にはデータセンター関連の銘柄が目立っているが、注目は3位の三菱重であろう。コロナ禍の2020年10月に218円まで下落したものの、昨年から大復活を果たし、同安値から8倍強まで上昇した。環境・エネルギー・防衛・宇宙とテーマ豊富で業績を伴った銘柄として注目できよう。7月相場については長期金利が上昇傾向を示すなか、大型・バリュー株や年前半の好調銘柄が引き続き注目されそうだ。一方、快走をみせるアシックスやITバブルの高値に接近中のソフトバンクGなどのグロース株は選別物色が進もう。尚、今週は5日に安川電機の1Q(3-5月)決算発表が予定されている。株式市場の反応は来週以降となってしまうが、日本企業の期初の慎重な業績見通しが、5月以降の日本株の出遅れ要因のひとつとされているだけに、進捗や通期計画などへの市場の関心は高そうだ。

材料銘柄

  • トヨタ (7203): 上海当局と全額出資のレクサス工場建設で交渉-関係者
    • 高度な自律走行機能持つ初のEV、中国に来年投入-ロイター
    • トヨタ系が下請法違反、金型保管50社に強要で公取委認定へ-報道
  • MUFG (8306): 三菱モルガンを3次提訴、クレディS債損失で賠償請求83億円に-集団訴訟で
    • 3メガ: 金融庁が銀行経営の健全性検査にAI、破綻や危機防止へ-報道
  • ソニーG (6758): 光ディスク子会社で250人めどの希望退職を募集-日経
  • KDDI (9433): 総務省と日本語特化AIを開発へ-日経
  • 東京海上H (8766)など3損保、トップ選任賛成比率6割台-不祥事受け
    • 損保協会長、来年6月までに政策株ガイドライン策定-業界全体で削減
  • NTTデG (9613): 宇宙ビジネスに参入 防災・安保に衛星画像-日経
  • LINEヤフー (4689): ネイバーへの委託業務を25年までに終了-報告書
  • エーザイ (4523): 認知症の本丸狙う新薬開発、米で30年度実用化目指す-日経
  • アマダ (6113): 「アウトパフォーム」格付け再開-大和証券
  • ベイカレC (6532): 「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
  • サンバイオ (4592): 「売り」に格下げ、目標株価は1100円-シティ
  • 三菱ケミG (4188): 「買い」に格上げ、目標株価は1100円-みずほ証券
  • マツダ (7261)、ヤマハ発(7272): 国交省が出荷停止解除へ、認証不正問題-日経
  • 高島屋 (8233): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
  • Jフロント (3086): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
  • DCMHD (3050): 連 1Q 営利 +10.9% 102.33億円
  • アダストリ (2685): 1Q営業利益60.1億円-前年同期62.8億円
  • きんでん (1944): シルチェスターの株持ち分が6.1%に低下-変更報告
  • ブロードリ (3673): 光通信などの株持ち分が24.8%に上昇-変更報告
  • 荏原実業 (6328): NAVなどの持ち分が8%に上昇-変更報告

今週の予定

◇7月1日(月)

・QUICKコンセンサスDI(8:30)

・6月の日銀全国企業短期経済観測調査(短観、8:50)

・1~3月期の国内総生産(GDP)再改定値(内閣府、8:50)

・QUICK月次調査<債券>(11:00)

・6月の消費動向調査(内閣府、14:00)

・6月の新車・軽自動車販売台数(自販連、全軽自協、14:00)

・森田日証協会長会見(16:30)

・23年12月~24年5月期決算=ネクステージ

・6月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI、10:45)

・香港市場が休場

・6月の独消費者物価指数(CPI)速報値

・6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数(23:00)

・5月の米建設支出(23:00)

◇2日(火)

・閣議

・6月のマネタリーベース(日銀、8:50)

・10年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・6月の財政資金対民間収支(財務省、15:00)

・6月の国内ユニクロ既存店売上高(15:00すぎ)

・23年9月~24年5月期決算=霞ヶ関C

・東証グロース上場=PRISM BioLab

・豪中銀理事会の議事要旨(6月開催分、10:30)

・5月のユーロ圏失業率

・6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP、速報値)

・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が欧州中央銀行(ECB)主催の「ECBフォーラム」の討議に参加(22:30)

・5月の米雇用動態調査(JOLTS、23:00)

◇3日(水)

・新紙幣が発行

・需給ギャップと潜在成長率(日銀、14:00)

・6月の財新中国非製造業PMI(10:45)

・5月の豪小売売上高

・ポーランド中銀が政策金利を発表

・ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁がECBフォーラムの討議に参加(20:00)

・6月の米ADP全米雇用リポート(21:15)

・週間の米新規失業保険申請件数(21:30)

・5月の米貿易収支(21:30)

・6月の米ISMサービス業景況感指数(23:00)

・5月の米製造業受注(23:00)

・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月11~12日開催分)(4日3:00)

・独立記念日の前日で米株式・債券市場が短縮取引

◇4日(木)

・対外・対内証券売買契約(週間、財務省、8:50)

・30年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・6月の輸入車販売(日本自動車輸入組合、10:30)

・6月の車名別新車・軽自動車販売(自販連、全軽自協 11:00)

・5月の豪貿易収支

・米国は独立記念日の祝日で全市場休場

◇5日(金)

・閣議

・5月の家計調査(総務省、8:30)

・6月上中旬の貿易統計(財務省、8:50)

・3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)

・5月の景気動向指数速報値(内閣府、14:00)

・消費活動指数(日銀、14時ごろ)

・3~5月期決算=安川電

・5月のユーロ圏小売売上高(18:00)

・ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁がインドで講演(18:40)

・6月の米雇用統計(21:30)

(注)時間は日本時間

本日の決算発表予定

時刻コード略称 時刻コード略称 時刻コード略称
15:003186ネクステージ 1712ダイセキソリュ 8570イオンFS
15:005942日フイルコン 2975スターマイカHD 9793ダイセキ
137ACocolive 7965象 印    

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金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。