インデックスイベント2023年7月末

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日次上場型ETF資金流入出上位
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●今週の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:セクターでは、オフィスREITを筆頭に不動産が上昇。Alaska Air Group(ALK)+5.1%、American Airlines Group(AAL)+4.8%と航空会社中心に資本財・サービスも上昇。一般消費財・サービスは、昨夜好決算を発表した化粧品小売りのUlta Beauty(ULTA)が+10.8%、クルーズ客船も大幅高となった。素材は天然資源のFreeport-McMoRan(FCX)が+5.1%の他、化学が上昇。金融やエネルギーも堅調となった。一方で、Netflix(NFLX)-1.7%、Meta Platforms(META)-0.7%、Alphabet(GOOG)-0.5%でコミュニケーション・サービスが小幅続落となった。

 名称終値変化率(数値)変化率(%)
米国NYダウ 工業株30種36245.50294.610.82
ナスダック 総合指数14305.0378.810.55
フィラデルフィア 半導体株指数3738.2713.680.37
S&P 5004594.6326.830.59
ヨーロッパFTSE100指数7529.3575.601.01
ドイツ DAX指数16397.52182.091.12
ユーロ・ストックス50指数4418.5136.040.82
CAC40指数7346.1535.380.48
スペイン IBEX35指数10140.8082.600.82
スイス SMI指数10887.3633.040.30
イタリア FTSE MIB指数29928.45191.070.64
ポルトガル PSI全株指数4647.4720.900.45
アイルランド ISEQ全株指数8465.90110.371.32
アムステルダム AEX指数771.376.330.83
ベルギー BEL20指数3578.9149.891.41
OMX コペンハーゲン20指数2233.687.240.32
OMXヘルシンキ全株指数9862.7288.070.90
ノルウェー OBX株価指数1203.013.070.26
OMX ストックホルム30指数2250.2117.750.80
アジア香港 ハンセン指数16830.30-212.58-1.25
中国 上海総合指数3031.641.960.06
加権指数17438.354.500.03
韓国総合株価指数2505.01-30.28-1.19
コスダック指数827.24-4.44-0.53
ST指数3090.3117.320.56
     
     
 名称終値変化率(数値)変化率(%)
オイル/ガスWTI 原油(NIMEX 軽質スイート)74.07-1.89-2.49
ICE WTI Crude Oil Futures Co74.07-1.89-2.49
ICEブレント原油先物78.88-1.98-2.45
NY改ガソリン先物212.11-5.47-2.51
ICE 軽油先物806.505.000.62
NY天ガス (ヘンリーハブ)2.810.010.43
ICE Natural Gas Future109.652.522.35
Dalian Commodity Exchange Ir973.004.000.41
SGX Asiaclear TSI Iron Ore C131.350.190.14
貴金属Gold Spot   $/Oz2072.600.380.02
Silver Spot  $/Oz25.46-0.02-0.09
CMX393.158.102.10
プラチナ 先物(NYMEX)936.100.200.02

US時間外

◇上昇銘柄◇

TERN(バイオファーマ関連): みずほUSAがPT上げ、4.45 → 10.00ドル

RLYB(バイオテック関連): 11月30日に52週安値$1.95を記録

◇下落銘柄◇

VLY(銀行持株会社): CitiがNeutral, $9.50でカバレッジ開始

JRVR(保険サービス): 公認投資家顧問のローゼンは、損失を抱えたジェームス・リバー・グループ・ホールディングス社の投資家に対し、証券集団訴訟の重要な期限前に弁護士を確保することを奨励

出来高上位   
SymbolNameLastChangeShare Volume
AAPLApple Inc.$191.330.095,749,014
INTCIntel Corporation$43.770.034,453,279
MSFTMicrosoft Corporation$374.38-0.133,901,691
AMZNAmazon.com, Inc.$147.100.073,117,670
AFRMAffirm Holdings, Inc.$37.63-0.043,066,086
MUMicron Technology, Inc.$75.940.012,547,059
PDDPDD Holdings Inc.$146.000.732,526,962
GOOGLAlphabet Inc.$131.86UNCH2,180,085
ARCEArco Platform Limited$13.99UNCH1,859,379
AMDAdvanced Micro Devices, Inc.$121.500.111,746,483
     
上昇銘柄上位   
SymbolNameLastChange% Change
TERNTerns Pharmaceuticals, Inc.$6.110.8917.05
RLYBRallybio Corporation$2.410.188.07
ALKSAlkermes plc$25.941.656.79
ACDCProFrac Holding Corp.$8.830.435.17
WESTWestrock Coffee Company$9.600.465.03
STIMNeuronetics, Inc.$2.130.104.93
AMKRAmkor Technology, Inc.$29.811.354.74
LFMDLifeMD, Inc.$8.080.324.12
RANIRani Therapeutics Holdings, Inc.$2.530.093.69
ACMRACM Research, Inc.$17.450.593.50
     
下落銘柄上位   
SymbolNameLastChange% Change
VLYValley National Bancorp$8.75-0.86-8.95
JRVRJames River Group Holdings, Ltd.$8.73-0.50-5.42
OFIXOrthofix Medical Inc.$10.52-0.60-5.40
LILALiberty Latin America Ltd.$6.80-0.36-5.03
BGCBGC Group, Inc.$6.10-0.32-4.98
FNCHFinch Therapeutics Group, Inc.$4.31-0.18-4.01
CGNXCognex Corporation$37.00-1.40-3.65
CLFDClearfield, Inc.$25.28-0.88-3.36
CHRSCoherus BioSciences, Inc.$2.23-0.07-3.04
VERIVeritone, Inc.$2.30-0.07-2.95

<日次上場型ETF資金流入出上位>

*トータルのフローでは200億程度の資金流出となった。

 資金流入 上位  
ティッカー名称1日フロー (億円)1週間フロー  (億円)
1486 JP上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジなし)46.4144.88
2093 JP上場 Tracers 米国債 0-2 年ラダー(為替ヘッジなし)46.1147.09
1570 JPNF・日経レバETF20.900.00
2621 JPi シェアーズ 米国債 20 年超 ETF(為替ヘッジあり)10.0762.07
1568 JPTOPIXブル2倍上場投信7.2614.53
1671 JPWTI 原油価格連動型上場投信4.076.94
2558 JPMAXIS米国株式(S&P500)上場投信3.801.88
1458 JP楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型3.6910.61
2568 JP上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッシ3.23-3.72
2510 JPNF・国内債ETF3.225.87
    
 資金流出 上位  
ティッカー名称1日フロー (億円)1週間フロー  (億円)
1475 JPiシェアーズ TOPIX ETF-193.66-242.26
1329 JPiシェアーズ 日経225ETF-139.14-208.48
1321 JPNF・日経225 ETF-19.93-406.80
2556 JPOne ETF 東証REIT指数-6.66-14.39
2080 JPPBR1倍割れ解消推進ETF-6.033.35
1345 JP上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分-5.46-5.46
2856 JPiシェアーズ 米国債3-7年 ETF(為替ヘッジあり)-4.95-4.24
1579 JP日経平均ブル2倍上場投信-4.460.00
1305 JPiFreeETF TOPIX(年1回決算型)-2.15-223.46
1487 JP上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジあり)-1.802.13

日本株ADR

メディア関連の下落目立つ

◇上昇銘柄◇

7259(アイシン) JP MorganがPT上げ、4,300 → 5,100円

2875(東洋水産) JP MorganがPT上げ、7,400 → 9,600円

◇下落銘柄◇

7956(ピジョン) 三菱UFJMSがPT下げ、2,900 → 2,200円

上位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
6770アルプスA1297.67127819.671.54
9783ベネッセHD2649.202610.538.701.48
1928積水ハウス3110.06306842.061.37
7202いすゞ自1960.85193525.851.34
2267ヤクルト3334.61329242.611.29
7259アイシン5584.60551668.601.24
9613NTTデータグループ1792.061770.521.561.22
6370栗田工業5186.12513155.121.07
2875東洋水産8010.71793575.710.95
6976太陽誘電3727.96369532.960.89
8601大和証G973.09965.47.690.80
8252丸井グループ2383.652365.518.150.77
6981村田製2867.892847.520.390.72
6857アドバンテス4654.08462232.080.69
5713住友金属鉱山4303.30427429.300.69
      
      
下位15銘柄     
コード名称ADR円バリュー昨日引値差分ADR%
4676フジHD1499.991591-91.01-5.72
9409テレビ朝日HD1615.941710-94.06-5.50
9202ANA2920.723045-124.28-4.08
7272ヤマハ発3701.543857-155.46-4.03
6471日本精工747.32777.6-30.28-3.89
6113アマダ1486.411539.5-53.09-3.45
2269明治HD3305.263408-102.74-3.01
7459メディパル2319.702389-69.30-2.90
7911TOPPANHD3410.933504-93.07-2.66
6754アンリツ1254.881289-34.12-2.65
7956ピジョン1643.821686.5-42.68-2.53
6504富士電機5985.286134-148.72-2.42
2579コカ・コーラBJH2032.762079-46.24-2.22
9064ヤマトHD2567.012624.5-57.49-2.19
5020ENEOS574.24586.8-12.56-2.14

本日の新聞見出し

▼日経産業新聞▼

・半導体や電池、脱PFAS 三菱ケミや日産化学、素材開発 欧州規制、業界図に変化

・兼松、メタバースに本社を再現 オフィス見学、社員訪問に活用

・PS5年末商戦、本体・ソフトで SIE、供給不足解消「4」超え グループの知見生かせるか

▼日本証券新聞▼

・中小型の化学株をマーク 半導体市場回復で恩恵 トリケミ、東洋合成などが高値

・相次ぐ指数リバランスが話題 ファーストリテの“キャップ制”も焦点

・電子政府ランキング、日本は過去最低 競争力も低下、規制や人材難

▼日刊工業新聞▼

・ラピダス、EUV導入 技術者300人年内確保 米IBMなどに派遣

・岩谷、コスモ株取得 旧村上ファンド系などから 19.9%筆頭株主に

・塩ビ市況 低迷長期化 中国産品の流入増など影響

▼化学工業日報▼

・有機EL市場 ボリューム帯の中国勢総崩れ

・東レ、樹脂製で通信用開発 石英並み性能、低コスト

・住友化学 構造改革チーム発足 中計策定へ組織の枠越え

▼日経MJ▼

・街中のシェア「運び屋」暗躍 傘やスマホ充電器 余る郊外→不測の都心 1個55円で小遣い稼ぎ

・アウトドアプロダクツ旗艦店 伊藤忠とベイクルーズ 都内に来春、ウエアも販売

・ジブリパーク、全エリア観覧チケット 来年3月、休日は大人7,800円

今週の相場

今週の日本株相場は、底堅い展開となりそうだ。11月の日経平均株価は約8.5%の大幅上昇となった反動から、引き続き年初来高値圏では利益確定売りが出やすいだろう。ただ、米金融政策や中東情勢など外部環境に対する過度な警戒感は後退しており、積極的な押し目買いの動きが下値を支えることになりそうだ。

〇週末の米雇用統計に注目

今週は11月雇用統計(8日)など、米主要経済指標と長期金利の動向が注目されよう。雇用統計については、非農業部門雇用者数の事前予想が前月比20万人増と10月(15万人増)と比較して堅調な内容が見込まれている。ただ、総じて雇用市場の軟化が示されれば、来年の早期利下げ期待につながりそうだ。その様ななか、日経平均ボラティリティー・インデックスが今年最低水準で推移している点に注目したい。米利下げ期待の高まりなど、外部環境の落ち着きもあり、10月にかけて高まった先行き不透明感は大きく後退している。日本株を取り巻く地合いは良好といえ、今週は年末高に向けて助走を付ける1週間となろう。また、投資主体者別売買動向を見ると、海外投資家の現物買いが継続している。3月期決算企業の中間決算では外需、内需関連企業とも業績が堅調であったことで、引き続き海外勢の中長期資金の流入継続が見込まれる。需給面から見ても、過度な下値不安は限定的となりそうだ。

〇グロース株の底上げが続こう

物色面では、大型・小型を問わずグロース株の底上げが継続するとみている。とりわけ、ローツェの四半期受注高が24/2期1Qをボトムに底入れ傾向となっている点に注目したい。主力製品のウエハ搬送装置は台湾ファウンドリ向けを中心に顧客から高い評価を受けており、今後は25/2期以降の業績改善期待を織り込む展開となりそうだ。

今週の予定

◇4日(月)

・11月のマネタリーベース(日銀、8:50)

・11月のQUICK月次調査<債券>(11:00)

・11月の財政資金対民間収支(財務省、15:00)

・東証スタンダード上場=アスマーク

・10月の米製造業受注(5日0:00)

◇5日(火)

・閣議

・12月のQUICK短観(8:30)

・11月の都区部消費者物価指数(CPI、総務省、8:30)

・12月の日銀当座預金増減見込み(日銀、8:50)

・10年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・11月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI、10:45)

・豪中銀が政策金利を発表(12:30)

・タイ市場が休場

・11月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況感指数(6日0:00)

・10月の米雇用動態調査(JOLTS、6日0:00)

◇6日(水)

・7~9月期の豪国内総生産(GDP、9:30)

・11月の車名別新車・軽自動車販売(自販連・全軽自協、11:00)

・10月のユーロ圏小売売上高(19:00)

・ポーランド中銀が政策金利を発表

・東証グロース上場=QPS研究所

・11月のADP全米雇用リポート(22:15)

・10月の米貿易収支(22:30)

・7~9月期の米労働生産指数改定値(22:30)

・カナダ中銀が政策金利を発表

◇7日(木)

・対外・対内証券売買契約(週間、財務省、8:50)

・11月上中旬の貿易統計(財務省、8:50)

・6カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)

・30年物利付国債の入札(財務省、10:30)

・11月のオフィス空室率(三鬼商事、11:00)

・10月の景気動向指数速報値(内閣府、14:00)

・消費活動指数(日銀、14:00ごろ)

・2~10月期決算=積ハウス

・11月の中国貿易統計

・7~9月期のユーロ圏GDP改定値(19:00)

・週間の米新規失業保険申請件数(22:30)

・10月の米卸売在庫・売上高(8日0:00)

・10月の米消費者信用残高(8日5:00)

◇8日(金)

・閣議

・10月の家計調査(総務省、8:30)

・10月の毎月勤労統計(厚労省、8:30)

・7~9月期GDP改定値(内閣府、8:50)

・10月の国際収支(財務省、8:50)

・対外・対内証券売買契約(11月分、財務省、8:50)

・11月の貸出・預金動向(日銀、8:50)

・株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出

・3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)

・10月の特定サービス産業動態統計(経産省、13:30)

・11月の景気ウオッチャー調査(内閣府、14:00)

・フィリピン市場が休場

・11月の米雇用統計(22:30)

・12月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ9日0:00)

(注)時間は日本時間

本日の決算発表予定

時刻コード略称
3172ティーライフ

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。