株式市場オーバーナイト概況(2023年9月11日)

【サマリー】

●Worldwide Index (主要指数＆コモディティ)

●US時間外

●日次上場型ETF資金流入出上位

●日本株ADR

●本日の新聞の見出し

●材料銘柄

●今週の予定

●本日の決算発表予定

＜Worldwide Index (主要指数＆コモディティ)＞

米国市場動向：セクターではエネルギーが原油価格の反発とともに上昇した。公益は続伸。コミュニケーション・サービスは、Paramount Global(PARA)+4.9%、Warner Bros Discovery(WBD)+2.6%とメディアが上昇。情報技術はMicrosoft(MSFT)+1.3%、Salesforce(CRM)+1.0%がセクターを支えた。一方で、不動産が反落。資本財・サービスは強弱まちまちだが農機のDeere(DE)が-2.9%、トラック輸送のOld Dominion Freight Line(ODFL)-2.7%でセクターは小幅安となった。

＜US時間外＞

●出来高は少ないがNVIDIAの軟調気味に推移

◇上昇銘柄◇

特に目立った銘柄やニュースなし。

◇下落銘柄◇

VIGL: アルツハイマー薬VG-3927について、今後30日以内にFDAから追加の詳細を受け取る予定（時間外はネガティブに反応）

RNA: 立会内で52週安値（$7.52)を記録

＜日本株ADR＞

●高安まちまちも、下落銘柄多い

◇上昇銘柄◇

9021（JR西） 訪日中国人が2024年末には2019年比+30％との予測

9104（商船三井） Shellと脱炭素化推進に向けた覚書を締結

◇下落銘柄◇

8601（大和証） 高値圏での売り圧力継続（？）

6504（富士電機） パワー半導体の成長期待で前日上げも、日本市場での下落から軟調に推移

＜日次上場型ETF資金流入出上位＞

トータルでは、150億程度の資金流となっていた。

＜本日の新聞の見出し＞

▼日本証券新聞▼

・大手不動産　話題満載　中期ではインフレ局面入りを意識　8月のオフィス空室率は改善

・アクティブETF、7日ついに上場　「あなた色の投資を。」

・居酒屋各社、猛暑でも好成績　カクヤスGは回復本格化

▼化学工業日報▼

・レゾナック　超高速研磨品を投入　低傷型も高速対応へ

・信越ポリ、塩ビ管材撤退　積水化学グループに売却

・大塚製薬　米社と遺伝子薬開発　最大15億ドル契約

▼日経MJ▼

・「マンガ原作の星」つかめ　「ジャンプ」「マガジン」もコンテストで発掘　新刊1.4万、電子向けなど不足

・ZOZO系、デジタル着せ替え服　ブランド立ち上げ　利用者画像と合成、まず10商品

・アスクルとロハコ、商品共通化　物価高背景、年内にも　安価な企業向け、個人も購入可

＜材料銘柄＞

• ソフトバンクＧ（9984): アーム、ＩＰＯ価格を仮条件の上限以上に設定できる公算大－報道
• 野村ＨＤ (8604): プルデンシャルとウォーバーグ、新再保険会社に共同出資－野村も参加
• いすゞ自 (7202): 「中立」に格下げ、目標株価は2000円－大和証券
• ＺＯＺＯ (3092): ＺＯＺＯ社員から伝達受けたインサイダー取引で監視委が課徴金勧告
• オムロン（6645）：ＪＭＤＣにＴＯＢ、１株5700円で－プレミアム22％
• ノーリツ鋼 (7744)：保有するＪＭＤＣの株式（所有割合13.63％）の全てをＴＯＢに応募へ
• ＪＭＤＣ (4483): 「買い」に格上げ、目標株価は6030円－ジェフリーズ
• スギＨＤ（7649）:８月既存店売上高+3.7％
• 東応化 (4186): 「アンダーウエート」に格下げ－三菱モルガン
• 住友ベ (4203): 「中立」に格下げ、目標株価は6300円－三菱モルガン
• クミアイ化 (4996): 連 3Q 営利 +36.4% 141.09億円
• くら寿司 (2695):連 3Q 営利 赤字縮小 -3.76億円
• 東洋炭素 (5310):「アウトパフォーム」に格上げ－ＳＭＢＣ日興
• カナモト (9678): 連 3Q 営利 -15.4% 77.55億円
• ＧＥＮＤＡ (9166): 連 2Q 営利 27.67億円
• 日駐車開発 (2353): 連 通期 営利 +35.3% 62.01億円
• 日本調剤 (3341): 日本調剤とウォルトが処方薬を最短30分で宅配－日経

＜今週の予定＞

◇11日（月）

・８月のマネーストック（日銀、８:50）

・９月のＱＵＩＣＫ月次調査＜株式＞（11：00）

・８月の工作機械受注額（速報値、日本工作機械工業会、15：00）

◇12日（火）

・閣議

・９月のＱＵＩＣＫ短観（８：30）

・５年物利付国債の入札（財務省、10：30）

・地銀協会長の記者会見（14：00）

・東証グロース上場＝ライズ・コンサルティング・グループ

・８月の英失業率（15：00）

・９月の欧州経済研究センター（ＺＥＷ）の独景気予測調査

◇13日（水）

・８月の企業物価指数（日銀、８:50）

・７～９月期法人企業景気予測調査（財務省、８：50）

・地銀協会長の記者会見（14：00）

・８月の投信概況（投資信託協会、15：00）

・７月のユーロ圏鉱工業生産

・８月の米ＣＰＩ（21:30）

・８月の米財政収支（14日３:00）

◇14日（木）

・７月の機械受注（内閣府、８：50）

・対外・対内証券売買契約（週間、財務省、８：50）

・20年物利付国債の入札（財務省、10：30）

・７月の鉱工業生産確報値（経産省、13：30）

・９月のＥＳＰフォーキャスト調査（日本経済研究センター、15：00）

・８月の豪雇用統計（10：30）

・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会の結果発表

・ラガルドＥＣＢ総裁が記者会見

・８月の米ＰＰＩ（21:30）

・８月の米小売売上高（21:30）

・週間の米新規失業保険申請件数（21:30）

・７月の米企業在庫（23:00）

◇15日（金）

・閣議

・国際決済銀行（ＢＩＳ）国際資金取引統計および国際与信統計の日本分集計結果（６月末、日銀、８：50）

・３カ月物国庫短期証券の入札（財務省、10：20）

・７月の第３次産業活動指数（経産省、13：30）

・生保協会長の記者会見（15：00）

・８月の中国70都市の新築住宅価格動向（10：30）

・８月の中国工業生産高（11：00）

・８月の中国小売売上高（11：00）

・８月の中国固定資産投資（11：00）

・８月の中国不動産開発投資（11：00）

・ロシア中銀が政策金利を発表

・７月のユーロ圏貿易収支

・８月の米輸出入物価指数（21:30）

・９月のニューヨーク連銀製造業景況指数（21:30）

・８月の米鉱工業生産・設備稼働率（22:15）

・９月の米消費者態度指数（速報値、ミシガン大学調べ、23:00）

（注）時間は日本時間

＜本日の決算発表予定＞