インデックスイベント2023年7月末


今月末のTOPIX浮動株比率調整が発表された。概要は下記となり、想定フローは4,800億円程度になる予定。発表後、明日・明後日程度はヘッジファンドなどからのフローも入りやすい状況になることから、個別銘柄の動きなどに注意が必要になる。売り買い上位20銘柄をだいたい株数で掲載したが、買い筆頭の4755(楽天G)は公募増資の影響で7,100万株程度の買い需要、いっぽう、事前の自社株消却で既に公表されていたところでは8316(三井住友)が売り5位で想定売り需要は430万株程度となっていた。また売り筆頭の7751(キャノン)は1,250万株で460億強の売り需要となる。


また明日は、ETF分配金捻出の売り2日目(最終日)となっており、想定売り需要は6,800億円程度(先物・現物株式合算)も予定されている、また、米国市場の金曜日の動きにおいては、雇用統計の数値が事前予想を下振れ、続落になっていることから、買い需要の株式を仕込むのであれば、入るタイミングが難しい展開になるであろう。

 FFW10-12月決算銘柄定期見直し&段階ウエート低減4回目
 ターンオーバー片側0.56%/4800億円

【売り需要銘柄上位20銘柄】

【買い需要銘柄上位20銘柄】



By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。

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