インデックスイベント2023年7月末

今週の6月29日引け基準で、TOPIX6月リバランスの需給が発生する。
ザックリのフローは売り750億、買い30億程度になる見込み。”リバランス”ということは、
売り買いが同等の大きさになるということだから、差分の720億の多くは先物買いのフローに
なると思われる。

主な銘柄は下記になると思われるが、ほとんどが自己株消却を行った企業の株が、算出用株数の
減少によって売り需要が発生する事となる。

銘柄コード銘柄名売買想定需要株数想定金額基準株価
    (億円) 
6279瑞光1,900,000141308
8058三菱商2,450,0001767200
7741HOYA450,0007717300
7911凸版印2,100,000633028
6954ファナック840,000435205
3659ネクソン1,340,000392953
8801三井不1,420,000402838.5
1803清水建4,480,00039877.4
1925大和ハウス770,000283686
7181かんぽ1,320,000272087
4202ダイセル2,080,000261267.5
6806ヒロセ電115,0002219310

プレポジション(事前に反対に株式を仕込み、基準日に上記フローに反対を当てること)が、
どの程度積まれるかは分からないが、この規模であれば、そこまでアクティブに反対を仕込む
ような事は無いだろう。となれば、当日にほとんどのフローは市場にて売買されると思う。


今月のTOPIXイベントは小さいが、7月のETF分配金捻出売り(日経225先物3000枚、TOPIX先物8000枚)や、7月28日引け基準の7月TOPIXイベント、さらには8月のJPXプライム150、
JPX400定期入れ替え、9月末の日経平均定期入れ替えと、今後はイベント目白押し!!

できる限りリアルタイムで進捗を更新していきますので、お楽しみに!!!

https://www.onamae.com/?btn_id=onamaetop_header_logo_19th_newdesign

By StockHostOverview

金融関連の会社に複数社、計25年以上の経験を持ち、現在は仮想通貨関連などの投資を行っています。投資自体は多大なリスクを伴う行為とは思いますが、リターンが見込める投資であれば、リスクをヘッジしつつ、みなさまの生活を豊かにできると思い、当該サイトを立ち上げました。 また、少額・多額を問わず投資自体をできる環境整備が重要と考え、実行してきた事象などを紹介できればと思います。